輪島駅 のと鉄道七尾線

　コンクリート平屋造りの駅舎だった．国鉄時代の1977年に建てられた．（2011年1月16日記述）

　出札窓口（みどりの窓口）も国鉄時代のままという風情だった．コンコースは照明があまりないため，うす暗く，その「暗さ」も国鉄時代のムードを醸し出していた．廃止まで1ヶ月を切っており，作者を含めて「乗り鉄」が多かった．（2011年1月16日記述）

　かつての大勢の利用者がいた名残の団体用改札口が残っていた．（2011年1月16日記述）

　廃止時の使用ホームは駅舎側の1面だけだった．写真の列車は輪島11:27発の列車で，正面の幕には「団体」とあるが，これは最後尾1両だけで，前側（写真奥）2両は普通車．

　なお，この列車時刻とほぼ同じスジの列車は，3月3日？のダイヤ改正まで急行「能登路」号として運転されていた（作者の手元のメモでは「3月3日まで」とあるが，webを渉猟すると，「能登路」号の輪島往復列車は3月1日まで，という情報もあり，詳細は不明）．（2011年1月16日記述）