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信濃国分寺 しなの鉄道線

(2008年9月30日作成,2008年9月30日最終更新)

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しなの鉄道線 信濃国分寺 2008年9月24日 NikonCoolpixS600

 JR信越本線から第三セクター「しなの鉄道」に移管した4年後の2002年3月,大屋〜上田間に誕生した新駅.日本家屋風平屋建てのスマートな駅舎が建っている.駅舎の目の前は国道18号線だが,新駅らしく広い駅前ロータリーや駐車場を備えている.しかし,屋根つき駐輪場は足りていないのか露天の自転車がいくつか見られる.



しなの鉄道線 信濃国分寺 2008年9月24日 NikonCoolpixS600

 写真奥が軽井沢方面.左の瓦屋根が駅舎.相対式ホームで,ほぼ直線の区間にホームが設置されている.ホーム長は6両分で,うち篠ノ井方の3両分程度に対して屋根が設置されている.



しなの鉄道線 信濃国分寺 2008年9月24日 NikonCoolpixS600

 上りホームの軽井沢方.駅の用地として取得した面積や,篠ノ井方の踏切位置の関係からか,ホーム長は6両分ギリギリの設計になっている.写真手前の「6」札の位置に6両編成後部が来れば最前部(運転席)位置は篠ノ井方ギリギリの停車位置という意味である.



しなの鉄道線 信濃国分寺 601M 2008年9月24日 NikonD70 AFNikkor28mmF2.8D Pオート ISO200設定

 上りホームに入る小諸始発・長野行き快速「しなのサンライズ」.当日の先頭車両は国鉄急行色に戻したばかりの169系S52編成だった.快速「しなのサンライズ」だが,土休日以外は169系9両編成で運転されており,ホーム長が6両分しかない信濃国分寺では,編成の後3両がはみ出して停車することになる.以下,そのはみ出し状況と,ドア開閉時の安全確認について,連続写真を撮影したので掲載した.



しなの鉄道線 信濃国分寺 601M 2008年9月24日 NikonD70 AFNikkor28mmF2.8D Pオート ISO200設定 トリミング処理

 長野行き9両編成の快速「しなのサンライズ」号は,信濃国分寺駅で後3両がはみ出して停車する.つまり,ホームにかかるのは前側(長野側)の6両分であり,ドア扱いはその6両のみで,後3両のドアは締切である.このためか,9両編成の「しなのサンライズ」号は,小諸〜信濃国分寺間のドア扱いは前側6両のみとなっており,9両の全ドアを扱うのは,上田〜長野間のみとなっている(小諸〜大屋間のホーム長は9両分以上を備えているが,信濃国分寺の状況に合わせたドア扱いとなっている).
 写真は9両編成時の信濃国分寺到着時の様子.車掌は2人乗務となっており,1人は6両目の後部に,もう1人は9両目の後部,つまり編成の最後部に乗務している.まず6両目の車掌は,編成がホームの「6両時の停止限界」目標内に入って停車したかを指差し確認し,「ホームよし」の指差喚呼を行う.



しなの鉄道線 信濃国分寺 601M 2008年9月24日 NikonD70 AFNikkor28mmF2.8D Pオート ISO200設定 トリミング処理

 編成が6両の停止位置限界内に入って停車したことを確認すると,6両目の車掌は畳まれたままの赤旗をさっと掲げ,最後部の車掌に,「停止位置は良い」ことを知らせる.



しなの鉄道線 信濃国分寺 601M 2008年9月24日 NikonD70 AFNikkor28mmF2.8D Pオート ISO200設定

 ドア扱い.写真一番手前の扉は6両目の後部ドア,その後の3両分はすべてドアは締切となっている.なお,ドア開閉操作は恐らく9両目の車掌が行っているものと思われる.



しなの鉄道線 信濃国分寺 601M 2008年9月24日 NikonD70 AFNikkor28mmF2.8D Pオート ISO200設定

 ホームからの乗降が済むと,ドア閉を行ってください,という意味と思われる赤旗の提示を再度行う.ドアが閉じられ,安全が確認されればそのまま赤旗を仕舞って発車だが,恐らく「再度ドアを開いてください」という場合には,この赤旗を展開して振られるものと思われる.



しなの鉄道線 信濃国分寺 601M 2008年9月24日 NikonD70 AFNikkor28mmF2.8D Pオート ISO200設定

 写真はホームの軽井沢方の端部から篠ノ井方をみたところ.ドアを閉めて長野に向けて発車.ホームの安全確認をしているのは6両目後部の車掌.



しなの鉄道線 信濃国分寺 601M 2008年9月24日 NikonD70 AFNikkor28mmF2.8D Pオート ISO200設定

 同様に,9両目後部(最後部)の車掌もホームの安全確認を行う.
 なお,車掌1人乗務にして,6両目後部からのみ停止位置の確認,ドア扱い,発車時のホーム安全確認を行えば良いような気がするが,規則上か,あるいは一層の安全確保のためか,車掌2人乗務が続いている.



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