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岡地駅〜気賀駅 天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線

(2013年12月19日作成,2015年11月11日最終更新)

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天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線 気賀高校前駅(現・岡地駅)〜気賀駅 2013年12月2日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 写真右が掛川方になる.気賀の街中の主に県道261号線を跨ぐ箇所には開業当時の昭和13年(1938年)に竣工した「気賀町高架橋」と言われる全長89.68mのコンクリート橋りょう*) を見ることができる.この橋りょう区間を探索しても,川らしい川はなく,写真の水路のようなものが唯一の「川」と言えるものであり,なぜ写真右のような土盛区間とせず,約90mにも亘る橋りょうを建設したのかはよく分からないが,地盤が非常に軟弱だったか,土盛ではすでに区画的に干渉する重要な構造物が建っていたのかかもしれない.作者が地形図などを見る限りでは「軟弱地盤説」を推したい.

*文献)著者不明,2010.「国登録有形文化財を巡る 天竜浜名湖鉄道の旅 訪ねてみたい昭和の鉄道遺産」天竜浜名湖鉄道株式会社営業部.(発行年は本書に奥付等がなく不明のため,豊橋市図書館のデータベースに依った)(2013年12月19日記述)



天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線 気賀高校前駅(現・岡地駅)〜気賀駅 2013年12月2日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 県道261号線との交叉部.1938年当時の構造物を間近に眺めることが出来る.道路上部のみ,桁構造が異なっている.写真奥が新所原方.(2013年12月19日記述)



天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線 気賀高校前駅(現・岡地駅)〜気賀駅 2013年12月2日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 県道261号の高架下は遠鉄バスの「気賀町四ツ角」バス停になっていた.写真奥が掛川方.(2013年12月19日記述)



天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線 気賀高校前駅(現・岡地駅)〜気賀駅 2013年12月2日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 コンクリート表面は修繕跡やチョークの書き込みも見られる.(2013年12月19日記述)



天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線 気賀高校前駅(現・岡地駅)〜気賀駅 2013年12月2日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 前述の「気賀町高架橋」と気賀駅間にある高さ制限1.6mのアンダーパス部分.制限幅は不明だが,自動車が通行した形跡がないので,軽自動車等でも通り抜けは無理なようである.写真右が新所原方になる.(2013年12月19日記述)



天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線 130列車 気賀高校前駅(現・岡地駅)〜気賀駅 2013年12月2日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 「高さ制限1.6m」道路をオーバーパスし,土盛区間から「気賀町高架橋」へと差し掛かる上り列車を後追いで撮影.車両のちょうど右側にかつて建植されていた気賀駅下り場内信号機のコンクリート土台部分と思われる構造物が写っている.気賀駅が列車交換可能だった時代はここに腕木式信号機が立っていたはずである.(2013年12月19日記述)



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