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アビエス・リサーチ制作雑記

マイカーのマフラー落下

(2010年1月20日作成、2010年1月20日最終更新)

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2010年1月17日 東名高速春日井IC・ETC利用証明書
2010年1月16日 JAF・ロードサービス書

 2010年3月のダイヤ改正で主に北陸本線を走る485系特急「雷鳥」(大阪〜金沢)がさらに削減され,683系化(サンダーバード化)されるという.そんなこともあり,北陸本線敦賀駅周辺の旧線探索も兼ね,1月16-17日の週末に自家用車で出かけた.

 豊橋市の自宅を発ち,東名高速「音羽蒲郡IC」(地元の人はこのインターのことをオトガマと言っている)からETCで入り,敦賀ICを目指して運転していた.しばらくすると,妙に排気音がうるさく感じられる.そして東名名古屋ICを過ぎたところで,いよいよ「爆音」化して床下で金属がカタカタ当たるような音がはじまってしまった.これはマフラーが落ちかけているに違いないと思われた.次のパーキングかICで降りることにして速度を落として次の「守山PA」に入った.

 駐車場に停め,床下を見ると,センターのサブマフラー付近の管でサビが生じており,配管が床に宙吊り状態であった.作者は2009年3月まで新潟県に住んでいたため,冬季は道路の融雪剤の影響もあり,どうしても車体底面がサビやすくなってしまい,配管類が痛みやすい原因となっていたのだろう.宙吊りとなっている配管を何かで抑えればまだ走行自体は可能と思われたが,完全に床下にもぐりこまないことには修繕不能なこと等からむやみにいじるのはやめ,せめて応急処置等でもしてもらえないかと,JAFに電話連絡を入れてみた.

 JAF会員になって数年経つが,今回はじめてトラブルでJAFを呼ぶことになってしまった.電話では「車は安全な場所に停めてあるか」「車高を下げる等の改造はしていないか」「レッカー移動の場合,15キロ以上はキロ当たり700円の有料になる」といったことを言われ,これから約20分で現地には着けそうだということで電話を切った.

 それから15分ほどでJAFの積載車が到着,故障状況を確認したが,応急処置できないほど重傷であること,土曜日(2010年1月16日は土曜日だった)の夜ではディーラーも修理工場もどこもやっていない(であろう)こと,知り合いの修理工場等が近所になければ,今晩車を移動する場所すらないことなどを告げられ,いろいろ考えた末,この日は守山PAの自分の車の中で寝て,明朝に出直すことにした.

 右の画像のうち,左のものは16日の夜にJAFを呼んだ際の明細書(JAFロードサービス書)である.JAFの到着時刻や車の状況,対応等を打ち出し,それに依頼者が確認してサインするものだが,とりあえず応急処置もできないし,移動するにも場所もないことから,備考欄には非情にも「マフラー折れ.現場放置」と打ち出されている.

 今回の作者の敦賀周辺の旅行では元々寝袋で泊まる予定だったことから,幸い車に寝袋等は積んでいたため,後部座席で寝て,翌朝,改めてJAFを呼ぶことにした.当日はかなり冷え込み,17日の朝に起きると,車内のガラスには結露した水蒸気がパリパリに凍っていた.事前に公衆電話の「タウンページ」で次の春日井IC周辺の修理工場を調べ,9時に修理工場へ電話し,当日(日曜日)も営業している店舗を確認して予約を入れ,再度JAFに連絡.ちなみに再度現場に来てもらっても,会員であれば再度無料で対応してくれることがわかった.

 JAFの積載車に車を積み込み,東名高速の下り線で次の春日井ICで降りた.なお,自分の車は音羽蒲郡ICをETCで入っているため,通常であれば春日井ICのETCレーンを「走行」して支払いすることになるが,それはできないため,JAFの車で有人ゲートに回り,予め車載器から抜いたETCカードを係員に提示,すると係員が車のナンバーを確認して「出場」処理をしてくれた.画像のうち,右の紙片は春日井ICで発行された「(ETC)利用証明書」.ETCレーンを通過していないが,ETC割引(この場合,朝の6時〜9時までの間に走行したとみなされ,「通勤割引(半額)」の適用だろう)で処理された.通常料金1650円の半額(50円単位に切り上げ)の850円が差し引かれていた.車が故障しても高速料金はかかるのか,というガッカリ感と,ETC割引が適用されて良かったという安堵感が交錯してしまった.

 以上のように,自分の車が故障したことにより分かったことは,「休日の前夜に故障すると,受け入れ先に困る」「JAFを現場に2回呼んでも,会員であれば出張料はかからない」「JAFの積載車に載せられた状態でも,入場時にETCで入っていればETC(割引)料金は適用される」ということだった.なお,ETCに関しては時間制限もあるかもしれないので,長期に亘って高速道路内に滞在しているとエラーになるのかもしれない.

 ちなみに,作者の車は1月20日現在も修理工場に入ったままである.修理費もどれくらいかかるのか不明である.非常に痛い出費になりそうで,頭が痛い.しかし,車が直ったら,北陸本線の485系「雷鳥」と,旧線跡探索は是非ともリベンジしたいと考えている.(2010年1月20日記述)



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