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アビエス・リサーチ制作雑記

ロンドンの地下鉄

(2010年2月23日作成、2010年2月23日最終更新)

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2010年2月 Hyde Park Corner Station / Piccadilly Line

 2010年2月に約一週間,ロンドンへ行ってきた.滞在中,ロンドン市街をほぼ東西に走る地下鉄のPiccadilly Line(ピカデリー・ライン)をかなり使った.

 作者が初めてロンドンを訪れたのは2007年だが,ロンドンの地下鉄をはじめて見た時の驚きは大きかった.地下鉄はアメリカ英語や日本の英語表記では普通「Subway」や「Metro」が使われるが,イギリスでは「Underground」や「Tube」と言われている.ロンドンの一部路線に採用されている狭いトンネル断面に適した円柱形に近い車体をはじめて見たときには,本当に「Tube」なんだと妙に感心してしまった.

 右の写真はピカデリー・ラインのハイド・パーク・コーナー駅ホームの様子.駅ホームのトンネル断面も小さいが,車両が走行する断面(写真右奥)はまるで鉱山鉄道かと見紛うごとき大きさである.頭上の発車案内電光掲示だが,列車の行先とその列車が駅に到着する予定時間が表示されている(その列車の発車時刻は表示されていない).到着までの予定時間だが,1分は「1min」と表示されているものの,2分(以上)は略表記であっても「2mins」と複数形で表示されているのが,日本語の感覚からすると「ここまでやるか?」というような細かい芸である.

 2007年の訪問当時はポンド(£)高が激しく,£1が220〜240円もしていた.しかし,2010年2月の訪問時には140円台まで下がったため,円からポンドへの両替は手数料込で150円程度となり,前回の旅行よりも全体的に物価が安く感じられた.それでも地下鉄の最低運賃(現金払い)は£4(日本円で600円)もするという高額になっているため,交通パスやOyster Card(日本のSuica等に近いシステム,運賃の割引がかなり受けられる)をうまく使いこなさないとならない.

 地下鉄も高額で,さらに運休やストも多い.実際,作者の訪問中も昼間にピカデリー・ラインが運休し,迂回乗車を余儀なくなされた.当日,ピカデリー・ラインでヒースロー空港に向かっていた人は大変な思いをしただろう.(2010年2月23日記述)



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