TOP更新情報カテゴリ路線別列車別鉄道サウンド切符リンク集岩手県の魅力当サイトについて撮影機材

アビエス・リサーチ制作雑記

自動車のスペアタイヤは必要か

(2016年8月21日作成)

「アビエス・リサーチ制作雑記」へ戻る


タイヤに刺さった金属片(あらかた抜き出したところ)(2016年8月撮影)

タイヤに刺さった金属片(2016年8月撮影)

 夜,一人での長距離ドライブ中,自動車の右後輪がパンクしました.スペアタイヤに交換してその後も順調にドライブできましたが,その経緯とスペアタイヤに関する考えを書いてみたいと思います.

 8月19日の夜,中央アルプス(木曽山脈)への登山のため,豊橋からいわゆる下道を通り,長野県木曽福島へ自分の車を走らせていました.国道257号経由で明知鉄道の岩村駅付近を過ぎ,阿木川ダムを渡って花無山トンネルをくぐり抜けて恵那市街へと坂を下っていると,車の床下に異物が挟まった?ような音が聴こえてきたので,次の休憩時に確認しよう・・・などと思っていました.

 国道19号へ入ると,異物ではなく,どうやらパンクしているらしいことが分かり,下車して確認すると右後輪がパンクしていました.スペアタイヤを積んでいたので,空き地へ入って自力でのタイヤ交換を開始しました.

 暗いので懐中電灯を点け,軍手をはめ,リアトランク下からスペアタイヤを取り出し・・・という作業をしていたらすぐに汗だくになり,なおかつ蚊にも刺されまくるという,修行のような作業を行わねばなりませんでした.木曽福島では一緒に登山に行く友人との待ち合わせもあり,あまりのんびりとしていられません.

 後日,パンクタイヤを下ろしてパンクの原因を調べたところ,金属片が刺さっていました.手では引き抜けないのでペンチで抜き出したところ,2cmくらい抜いてもまだタイヤに刺さったままです(当ページの上部の画像).一体どのくらい埋まってるのかと,ワクワク?しながら引っこ抜いて計測したところ,3.5cmもありました(当ページの下部の画像).

 この金属片はアルミ製のようですが,一体何なのでしょうか?タイヤに鉛直に,それも前輪ではなく後輪に刺さったのも不思議な感じがします.

 今回のパンクで幸いだったのは健全なスペアタイヤを積んでいたことです(私はテンパータイヤは好きではないので,冬期に使用するスタッドレスタイヤを1本積んでいる).私がドライブ中にパンクしたのは今回が初めてではありません.縁石の金属製スロープにタイヤの側面をひっかけてのパンク(というかタイヤが破れた),コンクリート縁石への接触でのパンクの他,走行中に徐々に空気が抜けていく今回のようなパンクもありました.

 最近の車には納車時からスペアタイヤの積載はなく,代わりにパンクリペアキットが積まれているだけ,というものが多く見られます.リペアキットではタイヤの破れ等には何の役にも立ちませんし,リペアキットの修理剤が流れ込んだタイヤは,タイヤ修復で再利用することはほぼ不可能と言います.

 私なりの結論を言うと,ある程度の長距離ドライブや,携帯電話が通じにくい山奥へと入るようなドライブをする人は,スペアタイヤを必ず積んでいた方が良いです.そして,タイヤ交換自体は自力で出来るスキルを持つべきです.

 逆に長距離ドライブはほぼせず,自宅周辺の買い物や雑用くらいしか車を使わない人は,スペアタイヤは特に要らないと思います.携帯電話が普及し,ロードサービスも充実していますから,安全な場所に車を停め,リペアキットなど使わず,ロードサービスを呼ぶのが賢明かと思います.(2016年8月21日記述)


ページの先頭へ戻る

アビエスリサーチ トップへ戻る

inserted by FC2 system