横川駅〜熊ノ平駅 信越本線

　「めがね橋」として知られる信越本線旧線（アプト線）の碓氷第3橋りょう．竣工は1893年．（2015年11月18日記述）

　橋脚が不自然に太いのは，竣工翌年の1894年に補強工事がされたためらしい．竣工時の構造では強度不足で変形も生じていたという．（2015年11月18日記述）

　国道側から階段等で「めがね橋」に登ることができる．手すりに建設工事前後の写真等が展示されており，実物を見て，歩きながらパネルで当時を振り返ることが出来るのは良い趣向だった．（2015年11月18日記述）

　めがね橋上部より北を望むと信越本線の新線跡が見えた．（2015年11月18日記述）

　横川方．旧線跡は「アプトの道」という歩道として整備されている．（2015年11月18日記述）

　めがね橋から国道へ降りる階段には「旧国道18号」と案内されているが，2015年現在も旧ではなく，国道18号である．碓氷バイパスが完成し，信越本線沿いの旧中山道である国道18号を旧道と誤ったことからこのような標識が立てられたらしい．熊ノ平駅にも「旧」とあるが，熊ノ平駅に「新」などなく，これも標記としておかしい（熊ノ平駅または熊ノ平駅跡と表記すべきだろう．英語表記も国道の旧は「FORMER」，熊ノ平の旧は「KYU-」というさっぱり意味が通じない表記がされているが，FORMERもKYU-もいずれも不要である．（2015年11月18日記述）

　めがね橋をくぐる道路をさらに詰めると，信越本線の新線跡に近づく．（2015年11月18日記述）

　こちらは信越本線の新線跡のうち，上り線．架線なども残っているようである．（2015年11月18日記述）

　作業用通路としてJR東日本は営林署（森林管理署）から土地を借りているらしい．（2015年11月18日記述）

　新線跡へ向かう作業道は進入禁止となっていたが，管理は市（恐らく地元の安中市）により進入禁止の看板等が設置されていた．（2015年11月18日記述）