(2008年2月16日作成,2008年8月11日最終更新)
JR線 深名線へ戻る
朱鞠内から名寄方を見た写真.全長121.8kmにおよぶ深名線は,本数の少なさからも本州の岩泉線と比較に出されることがあるが,途中交換駅があることや腕木式信号機が健在だったこと,冬の寒さと積雪量が半端でないことなど,岩泉線とは桁が違うスケール感を備えていたと思う.ただし,岩泉線は押角というスイッチバック駅があったことからも明らかなように,勾配に関しては深名線を凌ぐと言える. JR化後も最も北海道らしさと国鉄らしさを兼ね備えた路線だったが,惜しくもこの年の9月4日に廃止された.
朱鞠内で列車交換するキハ53同士.廃止まで約1ヶ月に迫ったこの時期の深名線は鉄道マニアで車内も駅もいっぱいで,列車交換時は撮影会状態だった.
朱鞠内出札窓口では多くの鉄道マニアが並んでいたが,ほぼ例外なく青春18きっぷの赤い「常備券」を買っていた.この時の18きっぷはまだ1枚1枚がバラせる切符だった.
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