(2008年5月13日作成,2008年5月13日最終更新)
JR線 飯田線(天竜峡〜辰野)へ戻る
川路駅周辺は水害対策による治水工事のため,線路の付け替えが行われ,写真の旧・川路駅を通る線形は2001年3月31日までになっていた.完全無人駅だったが,木造駅舎が残っていた.
窓ガラスもなくなり,一部はベニヤ板で塞がれ,あまりいい状態とは言えなかったが,線路付け替えまで木造駅舎が残存していた.
駅舎の待合室内で,左が出札窓口,右が小荷物用窓口があった部分.
撮影当時,JR東海管内では全駅に視覚障害者誘導用ブロックを設置する工事を完了させていたが,川路は駅の移転が決まっていたためか,ブロックの設置は見送られていた.
移転11日前の旧川路駅.駅前が荒地になっているのは,洪水により駅舎の他,低い土地の家々の浸水によって移転したためとのこと.写真の川路駅も線路付け替えで治水工事の用地になったようである.
飯田線ではじめてワンマン運転が行われたのは,この年の3月3日からだった(天竜峡〜辰野間のみ).つまり,旧・川路駅でワンマン運転が見られたのは,2001年3月3日から31日までの,僅か29日間だけだった.写真は貴重なワンマン運転によるショットである.
川路駅移転による新規開業まであと12日に迫った「新・川路」駅前.あとはアスファルト舗装を残す程度まで工事が完了していた.
この時点では未共用の,移設後線路敷にお邪魔して撮影した開業目前の新・川路駅.まだ若干の工事を残していた.視覚障害者誘導用ブロックが設置されている.ホーム長は4両分だが,屋根は2両分だけ設置してある.
ページの先頭へ戻る
アビエスリサーチ トップへ戻る