池場駅 飯田線

　池場駅ホームの豊橋方は石積みが迫っていて非常に狭い．そのためか，勾配標が運転士の視線方向に対して並行に据えつけてあった．ホームの途中で勾配方向が変わるのもなかなかおもしろい．（2008年5月13日記述）

　豊橋始発岡谷行き527M．当時すでの珍しかった119系4両編成による運用だった（天竜峡で2両切り離し）．池場の狭いホームに4両の全客用ドアがオープンしているが，2008年3月現在，飯田線では通年ドア半自動扱いを行っていることから，このような全開シーンが今後展開するか不透明である．（2008年5月13日記述）

　池場を通過する特急「ワイドビュー伊那路2号」．通過するすぐ脇がホームだが，あまりにも狭くて見えていない．ホーム側面に迫っている石積みは左の川（レール面よりも水面が高い？天井川状態になっている）の築堤である．左の建物はトイレ．
　写真のように，駅東側はかなりの傾斜がある斜面，そこに落石予防柵が設置され，水路があってレール，狭いホームの次は石積みの築堤，川，トイレ．すごい密度でさまざまなアイテムが迫る飯田線ワールド全開の駅である．（2008年5月13日記述）

　池場駅も「駅前」と呼べるスペースがほとんどない．もっとも奥の片流れ屋根の小さな建物が待合所で，その右の建物は駐輪場とトイレ．（2014年8月14日記述）

　ホーム上から豊橋方を見た写真．線路と平行に設置された勾配標は2001年当時（当ページ冒頭の写真）と変わらない．（2014年8月14日記述）

　ホーム端付近より豊橋方を見ると5‰だった勾配はすぐに25‰に変わり，トンネル（池場トンネル・1,115m）の坑口が見える．このトンネル上部が豊橋方の豊川水系と辰野方の天竜川水系の分水嶺であり，池場駅は天竜川水系側の南端駅になる．（2014年8月14日記述）

　ホームの豊橋側端に立って辰野方を見た構図．写真下部の○数字「4」は4両編成時の後部限界位置を示したものだが，この撮影位置だと辰野方ホーム端（4両編成時の先頭部）が見えないほどである．（2014年8月14日記述）

　この写真はホームの辰野側端に立って豊橋方を見た構図．列車は5:47発の普通豊橋ゆき，編成は2両，非ワンマンで車掌が乗務しているが，ドア扱いは運転士が行っており，車掌は集札業務等を行う．（2014年8月14日記述）

　ホームの安全を確認し，運転士へ右手を上げてドア閉合図を送る車掌．（2014年8月14日記述）

　発車．車掌が後部の乗務員窓からホーム側の安全確認を行っている．（2014年8月14日記述）

　続いて池場6:26発豊橋ゆきにおけるドア扱い等の状況．この列車は313系4連となっており，池場駅や早瀬駅のようなカーブのきつい駅では運転士ではなく，車掌がドア扱いを行っている．（2014年8月14日記述）

　ドアを開け，後部乗務員室からホームに降りた車掌．車両脇に立てばギリギリで編成最前部まで見通しが効くようである．なお，この列車から下車客が1人あった．（2014年8月14日記述）

　ホーム上に立ってドア閉のスイッチを操作する車掌．この後，再度の安全確認を行ってから運転士に発車合図（ブザー）を送って発車となる．（2014年8月14日記述）

　定時・6:26に発車する豊橋ゆき．（2014年8月14日記述）