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鶯巣駅〜平岡駅 飯田線

(2010年11月21日作成,2011年4月13日最終更新)

JR線 飯田線(豊橋〜天竜峡)へ戻る


飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2010年6月19日 Nikon Coolpix S600

 鶯巣駅〜平岡駅間の現在線の大部分は1982年に供用開始した藤沢隧道(トンネル長不明,約1300m)でほぼ一気に貫いてしまうが,それまでの旧線はいくつもの橋りょうや隧道で険しい谷間の地形に線路が敷設されていた.現地踏査とwebの情報を渉猟して調査した旧線区間の橋りょう名とトンネル名を鶯巣駅側から列記すると,北沢橋りょう(第一と第二があるらしい)-桃難沢橋りょう-焼山隧道-音無沢橋りょう-第一藤沢隧道(119m)-藤沢橋りょう-第二藤沢隧道-不動隧道-精心沢橋りょう-精心隧道-戸面沢橋りょう-大崩隧道-金毘羅隧道があった.

 写真は新旧の北沢(第一)橋りょうで,手前側が旧線,奥が新線のもの.写真右手が鶯巣方になるが,新線はこの橋を左側に渡るとすぐに藤沢隧道に入り,かつての天竜川沿いの険しい地形に触れずに平岡駅付近に達することができる.(2010年11月21日記述,2011年4月13日加筆修正)



飯田線 平岡駅〜鶯巣駅 520M 2000年1月10日 Nikon FM10 FUJICHROME RA100

 新線を行く平岡始発の朝一上り列車.ちょうど藤沢隧道から出てきたところである.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2010年6月19日 Nikon Coolpix S600

 鶯巣〜平岡間のほぼ中間地点にある精心沢に「精心滝」という滝がある.この滝のすぐ下流に1982年まで飯田線の線路があり,精心沢橋りょうで跨いでいた.2010年現在も橋りょうはほぼ原形をとどめていた.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2010年6月19日 Nikon Coolpix S600

 精心滝.手前の道路橋は旧国道418号線,現在の国道は数十m下流側に新たに橋を架けて移設されている.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2010年6月19日 Nikon Coolpix S600

 精心橋りょうから平岡方へは「精心隧道」を通って次に戸面沢(とつらさわ)を渡る「戸面沢橋りょう」が設置されていた.写真は戸面沢橋りょうの遺構で,写真右が鶯巣方になる.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2000年1月10日 Nikon FM10 FUJICHROME RA100

 戸面沢橋りょうの平岡方に立って,鶯巣方を見た写真.橋りょうのレールや架線柱は撤去されているが,枕木はそのまま載っていた.奥のトンネルは精心隧道.なお,撮影立ち位置側にも大崩隧道というトンネルの口がある.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2000年1月10日 Nikon FM10 FUJICHROME RA100

 大崩隧道の鶯巣方入口.トンネル内の架線も取り払われていた.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2000年1月10日 Nikon FM10 FUJICHROME RA100

 トンネル入口脇の表示は「大崩ずい道 延長324」と読み取れる.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2000年1月10日 Nikon FM10 FUJICHROME RA100

 トンネル入口付近.レールが敷設されたままになっていた.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2000年1月10日 Nikon FM10 FUJICHROME RA100

 前述のように,架線類はすべて撤去済み.(2010年11月21日記述)



飯田線 鶯巣駅〜平岡駅 2000年1月10日 Nikon FM10 FUJICHROME RA100

 国道481号上から見た飯田線旧線の落石覆工部分.このロックシェッド(落石覆工)は大崩トンネル(写真右手)と金毘羅トンネル(写真左)の間にある.

 鶯巣〜平岡間の旧線だが,国道481号にほぼ沿って廃線跡が展開し,両駅間の距離(営業キロ)も2.1キロ(旧線時代は2.3キロ)と短いため,徒歩で探索するのにほどよい距離,シチュエーションになっている.(2010年11月21日記述,11月25日加筆修正)



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