TOP更新情報カテゴリ路線別列車別鉄道サウンド切符リンク集岩手県の魅力当サイトについて撮影機材

湯谷温泉駅 飯田線

(2008年5月16日作成,2012年6月26日最終更新)

JR線 飯田線(豊橋〜天竜峡)へ戻る


飯田線 湯谷温泉駅 2001年3月19日 OlympusCAMEDIA C-860L

 「昭和」を感じさせる「歓 湯 谷 温 泉 迎」のアーチ.奥の木造建築は湯谷温泉駅舎で,飯田線の当該区間の前身である鳳来寺鉄道時代に建てられた旅館併設の駅舎.すでに旅館営業は行っていなかったが,写真左下側の部分で窓口営業していた.(2008年5月16日記述)



飯田線 湯谷温泉駅 2011年10月31日 Nikon D200 Ai Nikkor24mm F2S

 前掲写真の10年後の駅舎.若干の違いはあるが,木造そのままで残っていた.(2011年11月16日記述)



飯田線 湯谷温泉駅 2001年3月19日 OlympusCAMEDIA C-860L

 飯田線の駅としてはホームもゆったりとしたスペースに造られている.この写真を見て思い出したが,静岡所の115系は側面(写真奥側のクモハ)方向幕は準備工事のままで黒く塞がれていた.
 マイカーが普及する以前は温泉へ行くには鉄道が当たり前だったのだろう.その頃はこのホームにたくさんの観光客が乗降したに違いない.(2008年5月16日記述)



飯田線 湯谷温泉駅 2011年10月11日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 2011年4月から出札窓口の委託先が新城市に変わり,窓口の営業日は土・日・月・祝日のみになった.駅舎の外壁に掲げられていた駅時刻表の上部には営業日を示すカレンダー等が掲示されていた.(2011年10月15日記述)



飯田線 湯谷温泉駅 2012年5月22日 Nikon D200 Ai AF Nikkor 24mm F2.8D

 平成24年(2012年)現在も簡易委託による窓口営業が細々と続けられている湯谷温泉駅だが,4月1日から定期乗車券が不売になった,という掲示があった.本文2行目「なお,定期乗車券を購入するために,当駅から中部天竜駅または本長篠駅まで ご乗車の場合は,運賃は不要です」とあるが,これだけでは湯谷温泉から中部天竜または本長篠までの行き(片道)分だけなのか,往復分の運賃が不要なのか,読み取ることができない(実際には復路は定期乗車券購入の際,無賃で出発駅に戻る乗車証が交付されるらしいが,詳細不明).

 なお,本文最下部には「一部窓口閉鎖の時間があります」という記述がある.定期乗車券購入目的で中部天竜または本長篠まで行き,出札窓口へ回ったところ「窓口閉鎖の時間」に当たってしまい,時間の都合で窓口が再度開く時刻まで待てずに出発駅(=湯谷温泉)へ戻る場合,前述の「無賃で出発駅に戻る乗車証」は交付されないことになる.この場合,車内で車掌に事情を説明すれば無賃で戻れる便宜措置は取ってもらえるのだろうか?

 定期乗車券の発売日についても記述がある.※印の付いている最初の項で,「定期乗車券は,新たにお求めの場合は有効開始日の前日から発売します.前日が休日となる場合はその休日の前日から発売します」とある.継続の定期乗車券の場合,14日前から発売するが,そのことについて掲示では触れていない.継続の定期乗車券で14日前からの購入であってもこの便宜乗車の取扱いを行っているのか,やはりこの掲示からは読み取れない.

 本文の中ほどに「詳しくは,乗務員または中部天竜駅もしくは本長篠駅の係員までお尋ねください」とあるので尋ねたいところだが,本長篠駅は2012年4月から簡易委託化しており,詳しく尋ねたところでこれらの扱いについて答えられるのか疑問である.そもそも掲示の文責は末尾にあるように「JR東海 豊川駅」だが,詳しく尋ねる先に「豊川駅」は入れず,「乗務員,中部天竜駅または本長篠駅の係員に丸投げ」とも解釈できる.(2012年6月26日記述)



飯田線 湯谷温泉駅 512M 2012年5月22日 Nikon D200 Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

 湯谷温泉6:49の豊橋ゆき.この列車は水窪始発で,119系が運用に入っていた2011年まで3両編成であったが,119系が運用から外れてからは213系2両+313系2両の4連になった.湯谷温泉からは新城市立鳳来中学校(本長篠駅まで乗車)の生徒や,新城市内の高校へ通学する生徒らの利用が多い.(2012年6月26日記述)



飯田線 湯谷温泉駅 2012年5月24日 Nikon D200 Ai AF Nikkor 24mm F2S

 湯谷温泉7:47発の豊橋ゆきは213系の2両編成運用となっていた.この列車には次駅・三河大野まで乗車し,新城市立東郷小学校へ通学する小学生らの利用が多い.このように,湯谷温泉駅では少なくとも小・中・高校生までの通学定期券利用客が存在する.(2012年6月26日記述)



ページの先頭へ戻る


アビエスリサーチ トップへ戻る

inserted by FC2 system