JR・東海道新幹線の上りホームの写真.ホーム頭上には反転フラップ式(パタパタ式)の発車案内が下がっているが,この掲示を電光掲示化するらしく,ビニールに覆われ「調整中」と表示された電光掲示板が新たにお目見えしていた.注目は反転フラップ式では「静岡・東京方面」の「のりば」として,「12」番線だけが示されていたが,電光掲示板では「11」番線も示されていることだろう.豊橋駅11番線は新幹線ホームのもっとも東側にある待避線で,定期旅客列車はまったく使っておらず,たまに保線車両等が入るだけのホームとなっている.電光掲示板の表示は,今後11番線を定期旅客ホームに使う「準備工事」がなされている可能性を秘めているのかもしれない.
ちなみに,電光掲示板の納入時の時計は「12時」を指して止まっている.この写真の撮影時刻のように,12時を大きく外れる時間帯であれば問題はなさそうだが,正午前後はこの時計を見て,正確な時刻を勘違いする人がいるかもしれないことから,この時計部分にも「調整中」の張り紙をすべきだろう.(2010年1月19日記述)
|