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信濃木崎 大糸線

(2009年6月16日作成,2009年6月16日最終更新)

JR線 大糸線(松本〜南小谷)へ戻る


大糸線 信濃木崎 2008年1月6日 NikonCoolpix2500

 かつては木造駅舎の建つ有人駅だったが,1999年に写真のような待合室だけの駅舎になった.(2009年6月16日記述)



大糸線 信濃木崎 2008年1月6日 NikonCoolpix2500

 駅舎(待合室)には上り列車(信濃大町・松本方面)に乗車する際には駅舎から見て左方向の構内踏切を渡って,向かい側のホームに渡る旨が書いてある.

 実はかつては駅舎から見て右方向に構内踏切があったのだが,4両編成以上(詳細不明)の下り列車及び5両編成以上(詳細不明)の上り列車が入ると構内踏切を塞いでしまったらしく,構内踏切を移設する工事が行われ,現在は駅舎から見て左手側に構内踏切がある.(2009年6月16日記述)



大糸線 信濃木崎 2008年1月6日 NikonCoolpix2500

 ホームの糸魚川方にある構内踏切.撮影位置は下りホームで,下りホームの端からさらに降りた場所に踏切がある.

 後述するが,下りホーム端には「5」両編成時のための停止位置目標が立っている.(2009年6月16日記述)



大糸線 信濃木崎 2008年1月6日 NikonCoolpix2500

 構内踏切から上りホームを見たところ.上りホームの一部を切り欠き構造として踏切から上がる階段を新設している.上り列車の後部に乗務する車掌が確認するための停止位置確認標が立っているが,「4」両編成の場合,後述するように編成すべてがホームにかかるが,「5」両編成の場合は前側1両がホームからはみ出して停車する.(2009年6月16日記述)



大糸線 信濃木崎 2008年1月6日 NikonCoolpix2500

 上りホームの松本方の端に立って撮影したもの.手前の「4」両編成時の停止位置目標はホームのちょうど端にあるため,4両編成は上りホームに入りきる.しかし,奥の「7」や「9」両編成の場合は先頭側車両がホームからはみ出すばかりでなく,後部も構内踏切を完全に塞いで停車することになる.

 ちなみに5両編成時は「7」の停止位置目標を使うらしい.そうすると,前掲写真の後部車掌用の停止位置確認標の範囲内に収まることから,前側1両のみがホームからはみ出し,後ろ側4両はホームにかかるうえ,構内踏切も塞がずに停車できる.

 かつては信濃木崎にも定期で5両編成の普通列車が存在しており,その列車のために構内踏切の位置を改良したらしいのだが,2008年現在,この区間の定期列車の最長編成はE127系の4両編成といる.(2009年6月16日記述)



大糸線 信濃木崎 2008年1月6日 NikonCoolpix2500

 下りホームの松本方の端に立って糸魚川方面を見た写真.立ち位置のホームが下り用,右が上り用ホームで,上りホームの松本方の端に前掲の「4」両編成用の停止位置目標が立っているのが写っている.

 下りホーム上には車掌が4両編成時の停止位置を確認するための「4」の黄色数字が書いてあり,下りホームのちょうど前端部で先頭車両が停車すると,ホームに4両すべてがかかるようになっている.ちなみに下りホーム端には「4」ではなく,「5」の停止位置目標が立っていることはこのページ内で述べたが,下り列車で5両編成の場合は最後部の1両がホームからはみ出す.(2009年6月16日記述)



大糸線 信濃木崎 2008年1月6日 NikonCoolpix2500

 下りホーム糸魚川方端の「5」の停止位置目標を再掲する.奥に「7」や「9」が見えているが,構内踏切との位置関係から分かるように,7両,9両の車両(=定期では特急「あずさ」)が停車する場合,構内踏切は完全に塞いで停まることになる.このように,「あずさ」等の長編成車両がこの駅に停まる場合は列車の行き違いをするための,どちらかと言えば信号場的な役割が強い.

 ここまでのことを整理すると,

・信濃木崎で構内踏切を塞がず,かつ,編成すべてがホームにかかる最長編成は4両編成である.

・2008年現在,定期の普通列車の最長編成は4両編成であり,定期普通列車に関しては構内踏切を塞ぐ恐れはなくなった.

・かつては5両(115系で,3+2両だった)編成の普通列車があったが,その場合,下り列車は最後部1両がホームからはみ出し,上り列車は最前部1両がホームからはみ出して停車していた.しかし,構内踏切は塞がないようになっていた.

・特急「あずさ」等の7,9両編成の列車が停車する場合,上下列車いずれとも前部も後部もホームからはみ出して停車する上,構内踏切も完全に塞ぐことになる.(2009年6月16日記述)



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