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荒浜 越後線

(2008年5月10日作成,2008年6月6日最終更新)

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越後線 荒浜 2001年2月23日 OlympusCAMEDIA D-860L

 夜に荒浜駅に降り立って,適当にデジカメで1枚だけ撮ってきたショット.手前の除雪の山だけがギラギラ写って,肝心の駅はほとんど写っていなかったのを,強引にレタッチソフトでディテールアップした.こんなひどい写真であってもここに載せたのは,以下に作者の先輩・ぴちお氏ご提供による中越沖地震による被災・復旧状況写真と,震災前のこの写真を比較したいためである.
 駅待合室の右側に見える縦長の窓はトイレがあったところ,またもともとこの駅は島式ホームの交換駅だったらしく,待合室や階段の手前側にかつてはレールが敷かれていたらしい.



越後線 荒浜 2007年7月21日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 新潟県中越沖地震の発生は7月16日だったので,写真は震災5日後の状況.駅前広場は一見何の変哲もないようだが,あちこちが歪んでいる.



越後線 荒浜 2007年7月21日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 吉田方からホームを見たところ.激しく陥没している.



越後線 荒浜 2007年7月21日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 荒浜駅の吉田側踏切から見た線路被災状況.



越後線 荒浜 2007年7月21日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 荒浜駅吉田方の踏切から,吉田方をのぞんだところ.線路波打ち.



越後線 荒浜 2007年7月21日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 駅構内のバラスト液状化.



越後線 荒浜 2007年7月21日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 すでにホームの復旧工事が始まっていた.



越後線 荒浜 2007年8月13日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 復旧後の線路敷.荒浜駅吉田方踏切から吉田方面を見たところ.レールは震災前のものを流用したようである.



越後線 荒浜 2007年8月13日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 荒浜駅は仮復旧に当り,駅前から駅ホームまでは砂利敷のスロープとなり,仮設の待合室,トイレが設置された.



越後線 荒浜 2007年8月13日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 ホームは一部砂利敷で仮復旧した.枕木はPCと木製が混在.白いバラストがまばゆい.



越後線 荒浜 2007年8月13日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 ホームから見た駅前の様子.仮の木柵が設置された当りに新待合室が建つことになる.



越後線 荒浜 2007年8月13日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 越後線の復旧まで,代行バスによる運転が行われていた.荒浜は「荒浜駅前郵便局」に代行バス停が設置された.バス停は写真のケヤキ?の木の下である.



越後線 荒浜 2007年8月13日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 木と紙で作った「乗り場」看板(バス停)を紐でしばっただけ,という,いかにも一時しのぎのオーラを放つ代行バス荒浜駅.



越後線 荒浜 2007年8月13日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 「JR代行輸送様」を掲出した代行バス出雲崎行き.



越後線 荒浜 2008年5月3日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 本復旧した荒浜駅待合室.車椅子用スロープも作られ,バリアフリー化が図られた.正面に掲示されている「JR東日本 荒浜駅 〜」の看板は石造りとなっており,かなり凝っている.



越後線 荒浜 2008年5月3日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 砂利敷だったホームは綺麗にアスファルト舗装された.視覚障害者誘導用ブロックも設置されたが,ホーム端のコンクリートは震災前のものをリユースしている.2008年現在,越後線柏崎〜吉田間ではワンマン運転は全く実施されていないため,ホームにミラー等がなく,非常にすっきりしている.



越後線 荒浜 2008年5月3日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 スギ材を利用した駅待合室のベンチ.新築のオーラを放っている.



越後線 荒浜 2008年5月3日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 トイレもきちんと設置された.原発で潤う地元の刈羽村が建設費の一部を負担したのか,完全無人駅にしては非常に豪華な造りである.



越後線 荒浜 2008年5月3日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 中越沖地震の震災前と列車本数に増減はない.それにしても,上り列車は9:35の次が約4時間後の13:34,その次が約3時間後の16:38と,改めて時刻表を見ると列車本数は極めて少ない.



越後線 荒浜 2008年5月3日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 駅前駐輪場は震災前のものがそのまま使われている.中越沖地震で地盤の歪が生じており,明らかに傾いているが,アスファルト舗装を歪みに合わせて整形して乗り切っている.



越後線 荒浜 2008年5月3日 HITACHI W32H(画像提供・ぴちお氏)

 新・新潟色の115系がいつものように通学客を運ぶ日常風景が戻った.ホームと電車ドアの段差は震災前と変化がないものと思われる.



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