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関屋 越後線

(2008年3月16日作成,2010年1月2日最終更新)

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越後線 関屋 2000年12月28日 129M NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 関屋駅の柏崎方を見たところ.ホームは9両分を確保しているはずだが,末端部分は非常に狭い.2000年12月当時,越後線の最長はすでに7両編成になっており,この末端部分は使ってはいなかった.



越後線 関屋 2000年12月28日 129M(左)・1523M(右) NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 関屋駅は島式ホームでかなりカーブしていたため,安全確認用のリモート画像を確認する設備がある.右の1523Mは休日運休の列車で,一日唯一の関屋折返し列車(村上始発1926M関屋行き,折り返し1523M新津行き・当時)であるが,これは右側の1番線に入り,その脇を吉田始発新潟行き129Mが後から到着して先に発車して行った.
 この「朝の関屋行き」列車は非常に長い伝統を持っており,すでにヨン・ニー・トオダイヤ改正(1967年10月)号で見つけることができる.当時は村上始発関屋行きの922レ(客車列車)で関屋到着が8:27.2000年12月当時が関屋到着8:28であるから,到着時刻は1分しか違わない.1967年当時は折返し列車の設定はないが,恐らく駅舎側にもう1本ある機回し線で釜回しをした上,新潟運転所(新ニイ)に回送として引き上げていたものと思われる.
 この後,始発駅が馬下に変わったりしたが,ずっと客車列車で残り続け,1985年3月改正?でディーゼル化された.このディーゼルも実にマニアックな運用で,新津から羽越線経由で新発田まで行き,進行方向を変えて白新・越後線に乗り入れる運用が組まれていた時期もあり,5両編成の長大編成で活躍していたようである.その後に電車化され,新潟〜関屋間が休日運休にはなっているものの,「伝統の関屋行き」は残り続けている.
 



越後線 青山〜関屋 2002年11月23日 OlympusCAMEDIA C-360L

 青山〜関屋間の関屋駅近くにある「競馬場踏切」.新潟競馬場は豊栄市にあって,この付近に競馬場はまったくないため,奇異な名称に思われるが,新潟競馬場で開催される重賞競走「関屋記念」で関屋と名称が繋がる.
 かつて新潟競馬場は関屋にあったため,競馬場へ行く道路の踏切に「競馬場」の名が残り,そして競馬の方にも「関屋」という名が残った.ちなみに,「目黒記念」という重賞もあるが,これはもともと目黒に目黒競馬場(旧東京競馬場)があったことに因む. 



越後線 関屋 2006年1月17日 NikonCoolpix2500

 関屋駅前50mほどの場所から駅方向を見たところだが,かつての木造駅舎は取り壊され,橋上駅化工事がちょうど行われているところだった.低層の木造住宅群と建設間もないいわゆるマンションが混在した郊外都市の様相を呈している. 



越後線 関屋 2006年1月17日 NikonCoolpix2500

 橋上駅化工事のため,仮設の駅舎で営業が行われていた.かつての駅舎の新潟方に仮設駅舎が出現. 



越後線 関屋 2006年1月17日 NikonCoolpix2500

 元々駅舎が建っていた付近を写したものだが,駅舎は跡形もなくなった.手前の線路のうち,レールの細い方は保線車両等の留置線だが,かつてはこのレールを使って関屋折り返し客車列車の機関車釜回しが行われていたのかもしれないが,詳細は不明.手前側の線路は駅構内の上り線.



越後線 関屋 2006年1月17日 NikonCoolpix2500

 仮設駅舎内に設置された自動改札機.改札機や出札(みどりの窓口)と集札を兼ねた有人窓口の配置などが橋上駅化した際の改札構造と酷似しており,ひょっとするとこの仮設駅舎内改札の設備がそのまま橋上駅内に移設された可能性もある. 



越後線 関屋 2006年1月17日 NikonCoolpix2500

 2006年1月21日からの新潟地区Suica導入に際して張り出されたポスター.一部の駅では簡易Suica改札機が導入されるため,それらの設置駅と簡易Suica改札機写真が紹介されている. 



越後線 関屋 2006年8月31日 NikonCoolpix2500

 着々と工事が進む新駅舎.駅の南側から見たところで,橋上駅になるため,階段の形に足場が組まれている. 



越後線 関屋 2006年11月25日 NikonCoolpix2500

 ロータリーなどが出現してきたかつての駅舎跡地. 



越後線 関屋 2006年8月31日 NikonCoolpix2500

 ホームに設置されていた待合室は撤去.床の跡だけ残っていた.風通しの良い気持ちの良い待合室だった.奥はエレベーター. 



越後線 関屋 2006年8月31日 NikonCoolpix2500

 橋上駅完成後には取り壊されることになる跨線橋. 



越後線 関屋 2006年8月31日 NikonCoolpix2500

 跨線橋内の通路は人がやっとすれ違える程度の幅しかなかった.跨線橋設置時にはそれほどの乗降客もなかったのかもしれないが,駅周辺のベッドタウン化は如実に進んでいる. 



越後線 関屋 2006年8月31日 NikonCoolpix2500

 橋上改札へ登るホームからの階段だが,かなり幅が狭い.これはホーム幅を変更せずに工事をしているためで,将来乗降客のさらなる増加があれば,これでは狭すぎるだろう.



越後線 関屋 2007年3月3日 NikonCoolpix2500

 新装開業となった関屋駅橋上改札.自動改札通路は3箇所,出札窓口(みどりの窓口)は有人改札通路と一体化したものだった.左側にエレベーターが設置された.



越後線 関屋 2007年3月3日 NikonCoolpix2500

 前述の有人改札と出札窓口を一体化した窓口.自動改札の通路数といい,窓口の数といい,今後利用者が増加した際に対応する準備工事は見られない.



越後線 関屋 2007年3月3日 NikonCoolpix2500

 橋上改札からホームへ降りる階段.非常に狭い.



越後線 関屋 2007年3月3日 NikonCoolpix2500

 橋上自由通路から吉田方を見たところ.左の機回し線は撤去せずに残してあり,バラスト?を積む施設(白い乗用車が停まっている辺り)もそのまま残置された.



越後線 関屋駅周辺 2008年12月9日 NikonCoolpixS600

 新潟県庁舎18階の「展望回廊」から俯瞰した関屋駅周辺.駅舎は中央右の白壁の建物で,橋上改札へ上がる階段に沿って斜めに立ち上がっている.手前の水面は信濃川,奥は日本海で,海岸線の中央左に「関屋分水」の水門が見える.遠景には佐渡島の一部も見えている.(2010年1月2日記述)



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