TOP更新情報カテゴリ路線別列車別鉄道サウンド切符リンク集岩手県の魅力当サイトについて撮影機材

安比高原 花輪線

(2008年2月8日作成,2008年2月9日最終更新)

JR線 花輪線へ戻る


花輪線 安比高原 2005年6月20日 NikonCoolpix2500

 もともとは龍ヶ森と言ったが,1988年に観光地らしい駅名として「安比高原」に改称された.「龍ヶ森」と言えば「ハチロクの三重連」が代名詞のような場所で,33.3‰の連続勾配が続く花輪線の難所である.
 1998年までは島式の交換駅で,運転扱いをする係員が駐在していた.写真の左奥に写っている2階建ての建物は運転扱い関係の機器と駅係員の宿直施設だった.その奥の赤い屋根が待合室等の入った旅客用で,かつては窓口もあってきっぷの手売りが行われていたようである.1998年以降,ホームは旧下り線側だけが使われており,旧上り線側は手摺りも何もなかったが,積雪期の落下(踏み抜き)防止のためか,単管利用による柵が設置された.かつては旧客廃車体利用の宿泊施設があったようだが,レールが剥がされた旧上り線のさらに外側に側線があって,そこに客車が留置されていたようである.


花輪線 安比高原 2005年6月20日 NikonCoolpix2500

 駅前の様子.スキー場へのアクセスバス等が待機するためか,駅前はだだっ広い.


花輪線 安比高原 2005年6月20日 NikonCoolpix2500

 駅周辺は森も多いし,ヘビがいるのは当然のことだとは思うが,「出没」という表現がおもしろい.


花輪線 安比高原 2005年6月20日 NikonNewFM2 AiNikkor35nnf1.4S KR・コダクローム64

 朝一番の盛岡行き,1922Dを待つ通勤通学客.1998年の交換設備撤去前まではこの安比高原で1922D(6:40発)と1925D(6:39発)が列車交換を行っていた.しかし,安比高原の交換設備を廃止した後は松尾八幡平での交換に変更になってしまい,そのあおりで1922Dの安比高原発車時刻は約20分も早くなってしまった.「たられば」になるが,写真の乗客らは安比高原での列車交換が継続されていればあと約20分,家を遅く出ることが出来るのだが.


花輪線 安比高原 1922D 2005年6月20日 NikonNewFM2 AiNikkor35nnf1.4S KR・コダクローム64

 土休日以外の1922Dはキハ58,52の5両編成だった.1922Dは花輪線内(荒屋新町〜東大更)は最後尾の5両目はドア扱いをしていなかった.安比高原のホーム長は4両分のため,5両目はしっかりはみ出して停車していた.


花輪線 安比高原 1926D 2005年6月20日 NikonNewFM2 AiMicroNikkor105nnf2.8S KR・コダクローム64

 大館始発盛岡行き1926Dの安比高原発は8:35だった.編成はキハ58-52-52の3両.花輪線は山田線と異なり,通常でも3両編成,4両編成が頻繁に見られた右奥のトンネルは安比高原駅の赤坂田寄りにある龍ヶ森トンネルで,長さ504m.ちなみに安比高原駅は花輪線で最も標高の高い駅で,標高は504m.龍ヶ森トンネルと同じ値である.


ページの先頭へ戻る


アビエスリサーチ トップへ戻る

inserted by FC2 system