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北森 花輪線

(2008年1月10日作成,2008年1月12日最終更新)

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花輪線 北森 1998年2月12日 NikonF3 AiNikkor85mmf2 1/250s F8 RD2・フジクロームSensia100

 北森は片面だけの屋根もないシンプルな駅だが,待合室,トイレも備わっている.花輪線と並行して走る国道282号線から見た北森駅ホームと岩手山.岩手山周辺に住む人は,自分の住んでいる街から見る岩手山が一番形が整っている,とたいていの人が言う.盛岡在住者なら盛岡から,雫石在住者なら雫石から,そして松尾村在住者なら松尾村からがもっとも形が整っていて美しい,と言うに違いない.北森駅周辺は田畑が広がっており,駅前からも岩手山が良く見える.花輪線でもっとも岩手山が良く見える駅だろう.


花輪線 北森 2003年2月23日 NikonFM10 RA・フジクロームSensia100

 北森にやってきた上り列車.先頭のキハ52の表情がどこか違うなと思ったら,貫通扉下の渡り板が折りたたまれずに前方に伸びたままになっていた.


花輪線 北森 1922Dより 2003年1月29日 NikonFM10 AiNikkor35mmf1.4S フジカラー プロ400

 北森は周囲が平原状になっているうえ,無人駅で暖房もないことから,冬は当然のように極寒となる.写真は朝の盛岡方面への唯一の通勤・通学時間帯の列車である1922D(北森6:47発)のキハ58車窓から北森駅前の様子を撮ったものだが,駅まで送りに来た車がこの列車の到着まで駅前に結集していた.恐らく,列車が駅に到着するまでの間,駅で待っているとホームも待合室も極寒のため,暖かい自動車内で暖を取り,列車が到着する頃になると1922Dの利用客が自動車から降りてくる,ということのようである.


花輪線 北森 1922Dより 2003年1月29日 NikonFM10 AiNikkor35mmf1.4S フジカラー プロ400

 1つ上の写真からの続きであるが,北森駅まで高校生らを見送った車は,今度は駅前から家へと一斉に戻っていった.自動車の列が向かう雪原の遠くに裏岩手連峰の山裾が見えている.
 鉄道会社側もせめて朝だけは駅で暖房を炊いていれば駅の中で快適に列車を待てると思うのだが.


花輪線 北森 2004年12月9日 6:30ころ NikonNewFM2 AiNikkor35mmf1.4S フジクローム RAIII・センシアIII100

 冬の北森駅と岩手山,それに朝の通勤・通学生の利用状況を駅のホームから見ようと,盛岡から朝一番の下り大館行き1925Dに乗って北森駅に降り立つと,駅前にそびえる岩手山だけでなく,姫神山も好摩方面のレールの向こうに端整な姿で見えることが分かり,ますますこの駅が好きになってしまった.


花輪線 北森 2004年12月9日 6:45ころ NikonNewFM2 AiNikkor35mmf1.4S フジクローム RAIII・センシアIII100

 北森駅周辺に雪はなかったが,もうこの時期になると岩手山はかなりの雪を被っていた.通学生らを駅まで送る車が徐々に駅前に結集してきた.


花輪線 北森 1922D 2004年12月9日 NikonNewFM2 AiNikkor35mmf1.4S フジクローム RAIII・センシアIII100

 荒屋新町始発,日詰行き(土休日は盛岡止まり)の1922Dが北森に接近.決して広くない北森のホームはすでの人でいっぱいだった.この日の1922Dの先頭は国鉄急行色のキハ58だった.


花輪線 北森 2004年12月9日 6:47 NikonNewFM2 AiNikkor35mmf1.4S フジクローム RAIII・センシアIII100

 もう北森のホームに1922Dは到着しているタイミングだが,ぎりぎりになってもなお乗車客がホームに上がってきた.この時期の岩手ならではの晴天と,ひきしまった寒さが伝わってくるような冬の朝の一コマ.


花輪線 北森 1922D 2004年12月9日 NikonNewFM2 AiNikkor35mmf1.4S フジクローム RAIII・センシアIII100

 写真右端の車両は編成の一番前で,写真のとおりこの日は1,2両目がキハ58の国鉄色だった.写真には写りきっていないが,編成一番後の5両目はホームからはみ出して停まっており,5両目だけはドア扱いをしない.なお,この日の編成は前からキハ58-58-52-58-52だった.


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