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岩手刈屋 岩泉線

(2007年12月8日作成,2009年9月11日最終更新)

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岩泉線 岩手刈屋 1996年5月25日 NikonF3 AiNikkor50mmF1.4S RVP・フジクロームベルビア

 岩泉線最初の駅である岩手刈屋は起点の茂市から4.3km離れている.岩泉線は茂市で山田線と分岐するが,流域としても分かれており,閉伊川からその支流である刈屋川に沿って進むことになる.岩泉線に乗車すると,その運転本数からは想像できないような立派な駅舎が出現してまず驚く.現在では完全な無人駅となっているが,貨物扱いをしていたころの活気は相当のものだったのだろうとあれこれ考え込んでしまう.

 岩手刈屋は岩泉線屈指の花壇がきれいな駅で,これは山田線の箱石にも似ている.地元の方の駅に対する思いやりが伝わってくる.写真はすでに10年以上前のものだが,2007年現在も駅舎も花壇の美しさも特に何の変化がないのは嬉しい限りだ.岩泉線にはこの岩手刈屋の他に岩手和井内,浅内が立派な木造駅舎を有していたが,岩手和井内については2004年に取り壊されてしまった.



岩泉線 岩手刈屋 2005年5月15日 NikonCoolpix2500

 駅舎ホーム側に掲げられている木製駅名標.「なかさと」の部分に修正した跡がないことから,中里駅が開業した1966年以降に設置されたものと思われる.駅所在地の新里村は合併により,撮影直後の2005年6月6日から宮古市になり,この駅名標の所在地標記部分が白塗りとされた.



岩泉線 岩手刈屋 687D 2007年4月20日 NikonD70 ISO200設定

 18:41の岩泉行きから下車した通学生らが駅舎の軒下に停めていた自転車に乗って帰宅するところである.18:41とは言え,実はこれが下り最終列車で,この後,岩手刈屋にはこれの岩泉折返し688Dしかやってこない. 岩泉線を見ていると,よくぞこれほど少ない本数なのに,地元の方は実に器用に時間を使って鉄道を利用していると感心させられる.



岩泉線 岩手刈屋 687D 2007年10月8日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 18:41発の岩泉行きをホームから見たところ.下車する客から車掌が集札する.10月の18時41分はもう真っ暗闇となっていた.(2009年2月14日記述)



岩泉線 岩手刈屋 688D 2007年10月8日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 岩手刈屋20:18発の最終宮古行き.乗降客は皆無だった.キハ52の光が闇夜に消えていった.(2009年2月14日記述)



岩泉線 岩手刈屋 2009年7月31日 NikonCoolpixS600

 2009年になっても変わらず建ち続ける木造駅舎.(2009年9月11日記述)



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