ホームからの階段をひとまず登り切ったところ.背中側に改札があるが,この改札まではシェルター状の橋で川を渡り,まだ数段の階段を登らねばならない.前述のように階段右の手すりよりさらに右側には地盤が露出した水路のようなものがあるが,この帯状に抜けた部分には将来エスカレータを設置するかもしれないスペースを残したものであるという.もしエスカレーターが全長に亘って設置されていれば,長大な直線のエスカレーターになっていたはずである.
同じトンネル駅の湯檜曽が同年,筒石がこの2年後の開業ということを考えると,昭和40年代前半というのは次々と新しい在来線施設が出現した時期であることを思い知らされる.(2008年3月20日記述,2010年1月27日一部加筆修正)
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