鹿島サッカースタジアム 鹿島線・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線

　2009年3月7日に運転された臨時列車・成田始発鹿島サッカースタジアム行きE217系車内のドア上部電光掲示．上は潮来〜鹿島神宮間で撮影，下は鹿島神宮〜鹿島サッカースタジアム間で撮影した写真．E217系は2009年3月現在，鹿島線内の運用範囲は鹿島神宮までとなっており，果たして臨時運用で鹿島サッカースタジアムまで足を伸ばす際に，ドア上部の次駅を表示する電光掲示はどうなっているのか興味があったが，写真のように「次は鹿島サッカースタジアム」の表示メニューは入っていないらしいことが分かった．なお，もし入っている（あるいは将来的に入れる）としても，「鹿島サッカースタジアム」は駅名が非常に長いため，どのような表示（例えば「鹿島スタ」など）になるのかも興味が尽きない．（2009年11月14日記述）

　鹿島サッカースタジアムゆき臨時列車の側幕（方向幕）だが，E217系の方向幕には「鹿島サッカースタジアム」ゆきの幕がないため，「普通」が表示されていた．ちなみに，E217系には「臨時」という幕もないらしい．「普通」は漢字のみで，ローマ字表記はない．（2009年11月17日記述）

　14:54に鹿島サッカースタジアム駅に到着した臨時列車．始発駅は成田で，編成はE217系5連（付属編成）．下車客はほぼ100%サッカー観戦客で，当日は鹿島vs浦和の開幕戦であった．（2009年11月14日記述）

　ホーム出口に設けられた臨時精算所．派遣されている職員は鹿島臨海鉄道社員である．ちなみに列車到着直後は精算する客でごった返していた．（2009年11月14日記述）

　島式ホームに停まるE217系の5連．写真奥が鹿島神宮方面になる．ホーム屋根は約2両分しかなく，ホームの水戸方は露天である．側線にEF65-1043が停まっていた．（2009年11月14日記述，11月17日一部加筆・修正）

　駅名標とE217系．臨時駅のため，通常（Jリーグ鹿島アントラーズ主催試合開催日以外）は全列車が通過，または運転停車のみで，客扱いはしていない．駅名のひらがな表記は「かしまさっかーすたじあむ」，英語表記はKashimaとSoccerの間にハイフンが入っていた．鹿島サッカースタジアム駅はJR東日本鹿島線と鹿島臨海鉄道大洗鹿島線（と鹿島臨港線）の境界駅だが，管轄はJR東日本鹿島線のため，駅名標はJR東日本デザインとなっている．（2009年11月14日記述）

　駅名標柱．ひらがな縦書きの「かしまさっかーすたじあむ」はなかなかインパクトがある．下部の英語表記だが，最初の「K」以外はすべて小文字で，しかもsoccerとstadiumはハイフンも空白もなく続けて書かれている．（2009年11月14日記述）

　ホームから階段を上がったところに臨時きっぷ売場のブースが出現していたが，なぜか表示は「臨時精算所」とある．JR線の短冊状近距離乗車券（常備軟券）が食券のごとくぶら下げられて販売されていた．（2009年11月14日記述）

　駅出口正面に掲出されていた臨時列車の案内幕．「臨時列車で・・・成田駅まで一直線！」の言葉が示すとおり，臨時列車がない場合は成田駅まで鹿島神宮と佐原で乗り換えなければならないのがデフォであり，かなり不便である．（2009年11月14日記述，11月17日一部加筆・修正）

　鹿島スタジアム内から鹿島サッカースタジアム駅を遠望．駅とスタジアムは至近．（2009年11月14日記述）