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下館駅 水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐡道真岡線

(2008年10月13日作成,2016年9月25日最終更新)

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水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 南口は関東鉄道が管理する橋上改札になっている.私鉄然としたのどかな雰囲気が残る.南口出札にマルス端末はないため,JR線の長距離乗車券や特急券類はJR直営の北口出札へ回って購入する必要がある.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 JRホーム(3-4番線)から見た南口.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon Coolpix P7800

 関東鉄道ホーム東側の列車が停まらない位置に,「TX&常総ライン往復きっぷ」の広告が,JR水戸線ホーム側に向けて掲出されていた.この割引きっぷ利用による秋葉原往復は3,080円,なお,下館からJR利用(小山経由)で秋葉原までは往復3,320円になる.ちなみに土休日に首都圏のJR線を利用できる「休日おでかけパス」は下館以西の水戸線もエリアのため,土休日限定だがこの場合は2,670円で往復できる.但し,「TX&常総ライン往復きっぷ」は2日間有効で平日も利用可という点はメリットと言える.

 関東鉄道とTX利用(守谷経由),JR利用(小山経由)で下館から秋葉原までの営業キロを比較したところ,前者が99.2キロ,後者が94.8キロであまり違いはない.常総線(守谷以北)も水戸線も列車本数はそれほど変わらないが,「TX&常総ライン往復きっぷ」は最遠で秋葉原までしか行けず,東京駅や池袋駅,新宿駅等に出る必要がある場合には,JR東日本1社で乗車券がまとまり,湘南新宿ラインも選択肢に入るJR線(小山経由)の方が明らかに使い勝手が良いが,趣味的にはディーゼルカーに乗れる常総線経由も魅かれる.「TX&常総ライン往復きっぷ」は石下発,下妻発の設定もされており,これら両駅(及びその周辺駅)からの利用に価値が発揮されそうである.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 再び関東鉄道管理の南口改札に戻る.写りが不鮮明だが,常総線,真岡鐡道,守谷接続TXの連絡運賃,JRの近距離乗車券運賃表が掲出されている.下館から秋葉原までの運賃は,前述のように,JR線(小山経由)が1,660円,関鉄・TX(守谷経由)が2,110円する.興味深いのは常磐線(友部経由)の日暮里方の表示で,佐貫(1,490円)までとなっており,取手以遠は近距離区間から外れるような書き方だが,実際は取手・天王台は1,660円区間である.但し,両駅までは常総線経由の方が安く(取手まで1,510円),乗車時間も短いため,親切な表記と言えなくもない.(他に「土休日に取手駅までご利用のお客様は常総線1日フリーきっぷがお得です」という表示もある.)(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 5-6番線の常総線専用ホーム上には関東鉄道の中間改札が設置されており,社員も詰めている.ICカード乗車券は現状,常総線内はPASMO,Suicaのみ対応しているらしい.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 発車まで5番線に停まる守谷ゆきキハ2400形.(2016年9月25日記述)



関東鉄道常総線 下館駅 1988年12月 Canon FTb FD 50mm F1.4 AGFA XR100(ネガカラー)

 関東鉄道常総線ホームの5番線で発車を待つ取手行き.キハ004の前面標示幕は壊れていたのか,中の蛍光灯がむき出しになっていた.ペアとなる後部のキハ003の写真を見返してみると,きちんと「取手」が標示されていた.当時の0形には貫通幌はなく,貫通路脇には手摺りが取り付けられていた.(2008年10月13日記述,2016年9月25日加筆修正)



関東鉄道常総線 下館駅 1988年12月 Canon FTb FD 50mm F1.4 AGFA XR100(ネガカラー)

 キハ004車内.冷房化以前で,オリジナルの天井はすっきりしていた.写真では分かりづらいが,運転室への扉上部に「禁煙/取手⇔水海道」という表示がある.つまり,水海道以北は車内で喫煙可能だったらし.それだけでも時代を感じさせる.(2016年9月25日記述)



関東鉄道常総線 下館駅 1988年12月 Canon FTb FD 50mm F1.4 AGFA XR100(ネガカラー)

 キハ003車内.後位側を見た構図だが,キハ0形は竣工時から編成のペア同士は貫通扉で往来が可能であった.それでも妻扉には「非常用通路」の表示が見える.(2016年9月25日記述)



関東鉄道常総線 下館駅 1988年12月 Canon FTb FD 50mm F1.4 AGFA XR100(ネガカラー)

 2番線に水戸線の415系1500番台が到着.撮影当時はJR線と常総線の間の側線も使用しており,架線も張られていた.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 前掲とほぼ同アングルで撮影.側線は草むし,架線も撤去された.跨線橋にエレベーターが横付けされたりと言った変化がみられるが,大きな変化は駅前に商業ビルが出現したことだろう.しかし,核テナントとなるスーパーマーケットは撤退に次ぐ撤退で,下館という街の栄枯盛衰を感じる.写真ではうっすらと「SATY」表記が見えるが,1991年のビル開業で進出,そして撤退した「下館サティ」のものが一旦上塗りして消去したにもかかわらず,再度顕れたらしい.(2016年9月25日記述)



関東鉄道常総線 下館駅 1988年12月 Canon FTb FD 50mm F1.4 AGFA XR100(ネガカラー)

 水戸線の4番線にはDE10-1604単機が,常総線との間にある側線にはタンク車が見える.奥(駅構内北東側)には無蓋車なども停まっている.DE10-1604は当時から宇都宮区に籍があったようである.(2016年9月25日記述)



関東鉄道常総線 下館駅 1988年12月 Canon FTb FD 50mm F1.4 AGFA XR100(ネガカラー)

 1-2番線ホームより見た常総線ホーム.ホーム上屋はない.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 車両はないが,前掲写真とほぼ同アングルで撮影.行き止まりの側線などが撤去されたが,あまり変化はない.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 「1番線」は行き止まり式で真岡線の専用ホームになっている.シャッターが降りているが,真岡鐡道の精算窓口やJR線に対するSuica入出場処理のための簡易改札機などが設置されている.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 真岡線ホームに立って撮影したものだが,駅名標は水戸線のものになっている.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 1番線の外側に側線が敷かれ,真岡鐡道DE10 1535機がアイドリングして駐機していた.これは「SLもおか」号運転日に,下館に到着した同列車の折り返し普通列車の牽引に本機が使われてるためである.側線も行き止まり線となっており,真岡線内ではいわゆる釜回しは出来ない構造になっている.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 真岡線の0キロポストとDE10-1535.DE10ボンネットのノーズが長い側が茂木方になっている.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 「真岡」の区名札が入る.塗色はいわゆるオリジナルの国鉄色.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 15:50頃,乗務員らがやってきてDE10-1535に乗り込む.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 1-2番のりば上から小山方を見た構図.ちょうど15:53下館終着の常総線2200形が到着するところである.下館駅構内のすぐ西側には踏切がある.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 続いて15:56着の真岡線「SLもおか号」が到着.C12-66が50系客車3両を牽引して登場.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 すでに入換の準備を整えたDE10-1535真横の1番線に入る「SLもおか号」.土曜日だが車内はかなり空いていた.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 「SLもおか号」到着後,すぐにDE10の転線作業が始まる.折り返しの発車時刻は16:03のため,わずか7分間しかないためである.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 ポイント脇にある操作盤でポイントが切り替わる.なお,入換信号等はないため,手旗による入換となる.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 構内西側(茂木・小山方)の踏切上で停車,身を乗り出して手旗等の確認を行う乗務員が写っている.DE10は入換運用などを考慮し,運転席を真横に向けて設計されたが,その構造がまさに生かされているシーンである.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 入換作業中は構内西側の踏切はずっと遮断機が下りっぱなしである.なお,写真に写っている信号機群はすべてJR管轄のもの.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 ポイントが本線側に転換され,ホーム上で手旗が振られた.DE10が50系へと連結を開始するシーンだが,50系にはさきほどまで円形の赤色板を掲げていた後部標識板がなくなっている点に注目.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 DE10の転線が済み,ポイント切り替えを行った操作盤を施錠.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 短い折り返し時間にテキパキと行われるDE10の連結作業.15:59発(小山ゆき)E501系,関東鉄道キハ2200形のいわゆる3並びが出現.客車列車,交直流電車,気動車というすさまじい組み合わせである.(2016年9月25日記述)



水戸線・関東鉄道常総線・真岡鐵道 下館駅 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 後部標識板のことを前述したが,DE10の次位はオハフ50ではなく,オハ50である.編成は真岡方からオハ50-11,オハ50-22,オハフ50-33,C12-66(無動力)である.(2016年9月25日記述)



真岡鐵道 下館駅 6103レ 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 オハフ50-33のデッキ部.貫通扉からはC12-66のタンクが見えているが,50系客車登場時の1978年にはすでに現役運用の蒸気機関車はなくなっていた.(2016年9月25日記述)



真岡鐵道 下館駅 6103レ 2016年8月27日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 客車は3両繋いでいるが,真岡ゆき列車では最後尾(3号車)のオハフ50-33のみ利用可としていた.乗客のうち,半分以上は鉄道マニアと思われる.発車時の車内放送を録音するため,スピーカーにマイク直付けで録音するマニアの姿も写っている.この客レ(6103レ)については別ページでも紹介した.(2016年9月25日記述)



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