ポイントを渡り,出発信号の「停止」現示もおかまいなしに入換作業を行うキハ40系.写真手前に写っている3本の線路のうち,中央のもっとも錆びていない線路が2番線への線路,左が1番線への線路,そして右が側線への線路だが,この線路はほとんど使われていないらしく,錆が相当に浮いている.
ちなみに,本線への最後のポイントを渡ったすぐ奥の線路がくの字形に少し曲がっている.これはもともとこの部分にもポイントがあり,写真の「25」キロ制限標識が立っているあたりに敷かれていた1番線よりもさらに内側の側線へと進入する線路があったため(後述).また,これらポイント群の右手にコンクリートの壁が築かれているが,かつてはこの壁のすぐ右側は海だった.その後,埋め立てられたことにより陸地化され,コンクリート壁だけは残されたため,このような壁が残っている.(2009年12月18日記述)
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