(2008年11月26日作成,2008年11月26日最終更新)
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スイッチバックの板谷駅下りホームで発車を待つ山形行き普通列車.50系客車2両編成だった.
EF71-6に牽引される普通列車.左に見えているホームは上り列車用のホーム.
前掲の写真の約16年後のほぼ同位置から撮った写真.「下り全旅客列車」と書かれた停止位置目標は朽ち果ててはいたが,残っていた.旧上りホーム側に新たに倉庫のようなものが建ち,サイロのような塔は撤去されていた.
下りホームから本線方向を見たところ.前方にスノーシェッドが見えている.
前掲写真位置の約16年後の情景.駅名標や架線のビーム,コンクリート支柱類はほとんどそのままで残っていた.レールも残ってはいるが,線路敷はススキが生え放題であった.
腐食が進んだ鉄製駅名標.
旧下りホームに立って,駅構内の終端側を見たところ.架線柱の他,出発案内標識などもそのまま残置されており,スイッチバック時代の構内風景が良く分かる.
旧駅前.すっかり寂れてしまっている.
旧駅前から現在の本線ホームまでの案内図.駅前から旧スイッチバック線のスノーシェッド内を歩いてホームへ行くよう案内されている.スノーシェッドは「スノーセェット」という聞き慣れないカタカナで表記されていた.
旧駅ホーム側から本線に向かう転轍器は,スノーシェッドに覆われていたが,そのまま残置されている.出発信号機もそのままとなっており,スイッチバック時代の面影を濃厚に感じることができる.スノーシェッド奥に現在の本線と駅が見えている.
本線側から旧ホーム方面を見たところ.右の線路が本線で,山形新幹線も通る.旧線を使って旧ホーム側へは保線車両等が入れるようになっている.
本線上に移設したホーム.かつてのスノーシェッド内に相対式ホームが設置されている.右が上り線で,下り線ホームへは構内踏切を渡る必要がある.
本線スノーシェッドの外装.トタンがつぎはぎ状に打ち付けられただけである.
現在の駅ホームから山形方面には,スイッチバック時代の引き上げ線跡が残っている.左が引き上げ線跡,右は現在も使用している本線.
引き上げ線の奥はトンネルになっている.右は本線で,山形方面に向かってぐんぐん標高を稼いでいる.
引き上げ線奥のトンネルは「板谷折返線トンネル」というらしい.長さ120mもあるらしい.トンネルはライナープレート造りとなっている.
トンネル出口付近に設置されたままの中継信号機.
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