(2008年5月11日作成,2009年12月25日最終更新)
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大雪に飲み込まれそうな駅名標.「迦」の字の偏である「しんにょう」をJR職員か,あるいは誰か一般客が手書きで正式な標記である「2点しんにょう」に書き加えてあるところが愛嬌ある.
当日はかなりの積雪量があり,駅前は「除雪」したというよりも,「掘った」といった方が適切かもしれない.当時の駅舎(待合室)は有蓋貨車を流用したものであり,トイレもきちんと備わっていた.
待合室内.窓の外側に白い紙が貼ってあるように見えるが,雪が外壁を被い尽くしているため,窓が白くなっている.室内にも雪が吹き込んでいる.
大釈迦駅と言えば,駅前商店で発売している常備乗車券の存在だろう.かつては全国のいたるところで見られた駅付近の個人商店等における切符類販売も,2009年現在,JR東日本ではこの大釈迦のみとなってしまった. 乗車券は駅前の「有限会社 伊藤酒店」で販売されている.(2009年6月27日記述)
酒店の入口軒には「JR大釈迦駅乗車券発売所」の表示がある.(2009年6月27日記述)
かつては酒店内にきっぷ販売スペースの専用ブース(窓口)があったらしいのだが,2008年現在は酒店の他の商品と同じレジカウンターで発売されている.普通運賃表には函館まで(3,470円)も掲出されているが,2008年現在,この口座は廃札となっている.券箱は写真のような小型のものが使われている(受託者の許可を得て撮影).(2009年6月27日記述)
大釈迦で行き違いを行う特急「かもしか1号(右)」と回送の485系3000番台.(2009年6月27日記述)
建て替えられた駅舎(待合室).トイレはなくなってしまった.(2009年12月25日記述)
大釈迦駅にはトイレがなくなったため,待合室内には「浪岡駅,津軽新城駅,または列車内のトイレをご使用下さい」という掲示があったが,歩いて行くこともできないような「浪岡駅,津軽新城駅」のトイレを使え,という案内はいかがなものか.(2009年12月25日記述)
2008年に訪問した際に駅名標を確認したところ,「迦」の之繞は二点之繞の表示になっていた.(2009年12月25日記述)
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