写真奥が秋田方になる.写真は島式ホームに停車中の快速「かまくら1号」(左)と横手ゆき普通列車.快速「かまくら」は本来,羽後境は通過だが,前夜の大雨により,この先の河川が運行規制水位を超えたため,羽後境駅で一時運転を見合わせていた.ホームの旅客は長時間停車で手持ち無沙汰になり,車外へ出て気分転換しているところである.
なお,撮影当時の羽後境駅構内配線だが,当駅は複線区間に挟まれており,2番線が上下両列車の待避等に使われる,いわゆる「中線」,1番線が下り本線,3番線(写真右端の線路)が上り本線という構造になっていた.国鉄時代には3番線のさらに北東側(この写真の右端ホームのさらに右側)にも線路が敷かれいたようで,「島式ホーム2面4線」分の幅を有していた.これが後の「標準軌化」で威力を発揮する.(2012年3月24日記述)
|