有名観光地,松島が近いため,駅ホームの「名所案内」看板には外国人旅行者向けと思われる英語も併記されているが,ツッコミどころ満載である.
右上の「Seeniac」という英単語は恐らくないと思う.「Scenic」の誤りだろうか.
探勝を,そのまま「Tansho(oは長音記号あり)」と標記して,英語圏の人は分かるのだろうか.仮に日本語と理解して和英辞典で「Tansho」を引くと,相当にいろいろな語が出てくるはずである(短小,嘆賞,単勝など).そして,なぜかその「探勝」の場所の欄はガムテープ張りになっており,果たしてどこが「探勝」なのか分からない.しかし,「約5km」だけはガムテープ張りから逃れている.
その下の「瑞鳳ヶ丘」だが,ローマ字標記をそのまま読むと,「ずいほがおーか」となっている.長音記号の位置が間違っている.
その下,「扇谷の幽観」の英語,「Aview」は,「A View」の間違い.
最下段,「松島湾のはぜ釣」の英語標記だが,「Go By Fishing」って何だろう?と真剣に考えてしまった.英和辞典で「go
by 〜」を引くと「〜のそばを通る」といった意味があるらしい.釣り場のそばを通る?あるいは通過する?などと考えていたが,この英語標記は正確には「Goby
Fishing At 〜」となるらしい.「goby」は魚の「ハゼ」のことで,これでやっと意味が通じた.
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