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直江津駅 信越本線

(2008年2月26日作成,2012年1月3日最終更新)

信越本線(直江津〜新潟)へ戻る


信越本線 直江津駅 2000年1月21日 Nikon F3 Ai Nikkor 35mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 撮影後に取り壊された直江津駅の旧跨線橋にあった番線案内表示である.特急「みのり」は1997年3月に運行を開始したが,2002年12月には消滅した短命な特急だった.「みのり6号」は新潟始発高田行きで,新潟県内で「完結」する実に中途半端な特急だったが,後に快速「くびき野」号としていわゆる「格下げ」になった.
 下段の「快速・糸魚川行」はJR西日本の糸魚川地域鉄道部が地域密着を謳って試験的に運行した臨時列車.列車番号9582Dで,大糸線用のキハ52を間合運用した列車である.上段の「みのり6号」が直江津に21:16に到着したのを受ける糸魚川方面行き列車は,22:11発の特急「はくたか20号」まで待たねばならなかったうえ,この「はくたか20号」は途中糸魚川をも通過し,直江津の次駅は富山だった.この後の定期快速列車5584Mは22:15発.そのため,「みのり6号」から糸魚川方面へ向かう利用者の利便性を考えて運行されていたのが直江津21:27発糸魚川行9582Dであったが,途中有間川,筒石は通過だった.なお,前述の5584Mの糸魚川までの通過駅は,有間川,浦本だったことを考えると,当時直江津から有間川へ行く「最終列車」は20:01発の578Mだったわけである.



信越本線 直江津駅 2000年1月21日 Nikon F3 Ai Nikkor 35mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 3番線に停まる9582D糸魚川行と信越本線の115系普通列車(1365M長岡行と思われる),そして右はシュプール・急行「妙高志賀」の583系.当日は9582Dが目的だったが,シュプール「妙高・志賀」号の奇妙な編成にも興味が行ったので,以下にご紹介する.



信越本線 直江津駅 2000年1月21日 Nikon F3 Ai Nikkor 35mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 シュプール「妙高・志賀」号は京キトの583系9両に同じ京キトの485系モハユニット2両を挟み込む奇妙な編成をしていた.屋根の高さ,車体裾の高さなどがまったく異なる車両同士が連結される姿は,鉄道模型をふざけて連結して走らせているような光景である.



信越本線 直江津駅 2000年1月21日 Nikon F3 Ai Nikkor 35mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 このシュプール「妙高・志賀」の行先は姫路である.そのため,583系の側幕は「シュプール妙高・志賀」だが,485系には専用の幕がないため,「L特急雷鳥・姫路」を掲出.因みに姫路到着後はその先の網干まで回送され,そこで進行方向を変えて向日町まで戻っていた.



信越本線 直江津駅 2000年1月21日 Nikon F3 Ai Nikkor 35mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 583系と485系の連結部分.いずれも「国鉄特急型電車」には違いないが,客用扉が折戸で車体限界ぎりぎりまで高さが上げられた車体,側幕はほぼ正方形の583系に対し,客用扉は引き戸,車体側面にかなりのふくらみを持たせ,側幕は横長の四角形で作られた485系と,本当に連結できるのか不安になるようなほど違う車両だが,ジャンパ栓関係を含めてまったく問題ないらしいところが,「汎用性」を持たせて設計した国鉄車両の面目躍如といったところだろう.ちなみに,かつては先頭車同士の連結もあった両車である.



信越本線 直江津駅 3011M 2000年8月31日 Nikon FM10 Ai Nikkor 35mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 直江津駅4番線に入る特急「みのり1号」新潟行き.始発駅は高田である.写真奥の3番線に停まっているのは青海始発直江津行きだった快速5521Mで,特急「しらさぎ」間合運用の485系原色編成が使われていた.このため,朝7:20頃の直江津駅では3-4番線ホームでJR西日本と東日本の485系の競演が見られた.
 この写真から約7年後の2008年2月現在,5521Mに相当する列車は各駅停車521Mとなって475系3両編成が2番線に到着,そして4番線にこの「みのり」の格下げである快速「くびき野1号」が入ってくる.「くびき野1号」は新井始発であり,料金不要の快速ということもあって「みのり」時代よりも利用者が増え,編成も6両編成に増強された.



信越本線 直江津駅 3011M 2001年6月4日 Olympus CAMEDIA C-360L

 前掲と同じタイミングで翌年に直江津駅3-4番線上で撮影.客層も,整列の曲がり具合もほとんど瓜二つなのがおもしろい.



信越本線 直江津駅 5534M 2000年8月31日 Nikon FM10 Ai Nikkor 35mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 直江津駅3番線に停まる485系快速富山行き.直江津駅の発車は7:23で,途中青海までは各駅に停車,通過は親不知,市振,越中宮崎,西入善,東滑川,水橋で富山に9:17到着だった.
 当時は快速として運転されていたが,2002年3月改正で普通列車化された.



信越本線 直江津駅 5534M 2001年6月4日 Olympus CAMEDIA C-360L

 前述の直江津7:23発・富山行き快速の開放グリーン車内.ヘッドレストのカバーは外されているが,リクライニングしてゆったりと乗車が可能.向かい合わせにして利用した箇所も散見される.



信越本線 直江津駅 8028M 2001年2月11日 Nikon FM10 RDPII・フジクロームプロビア100

 黒姫〜大阪を結ぶ臨時特急「シュプール雷鳥信越号」.京都所の485系7連が運用されていた.直江津では進行方向が変わり,列車番号も黒姫〜直江津は8051Mとされていた.



信越本線 直江津駅 8028M 2001年2月11日 Nikon FM10 RDPII・フジクロームプロビア100

 時刻表をみると「シュプール雷鳥信越」と書いてあるが,ヘッドマークは「シュプール雷鳥・信越」と,「・」が入っている.



信越本線 直江津駅 8028M 2001年2月11日 Nikon FM10 RDPII・フジクロームプロビア100

 極めて写真の出来が悪いが,「シュプール雷鳥信越」の側幕も,「・」が入って「シュプール雷鳥・信越」となっている.
 小さくて見えずらいが,ローマ字標記は「“Spur”Raicho・Shin-etsu」(Raichoのoには長音記号が付く)となっており,やはり中点が使われているが,英語的な感覚では通常「・」は使わない(であろう).



信越本線 直江津駅 1324M 2001年6月4日 Olympus CAMEDIA C-360L

 1日1本だけ出現する「二本木」行き.この列車は柏崎7:00発-8:22二本木着で,柿崎,直江津,高田界隈の通学生の重要な足となっている.運用は上沼垂車(新カヌ)115系3連+3連の6両編成.



信越本線 直江津駅 2002年2月1日 Olympus CAMEDIA C-360L

 直江津駅が橋上駅化した時点では自動改札機は導入されていなかった.しかしラッチはシンプルで,かなり幅も取ってあったことから,将来的に自動改札機を設置することを念頭に設計していたのかもしれない.



信越本線 直江津駅 534M 2002年11月24日 Olympus CAMEDIA C-360L

 前述した特急「しらさぎ」間合の快速列車が2002年3月改正から普通列車化され,列車番号も4桁から3桁に変更.特急「しらさぎ」の一部がパノラマグリーン車連結の旧「スーパー雷鳥」編成となったことから,だいぶ様子が変わった.



信越本線 直江津駅 534M 2002年11月24日 Olympus CAMEDIA C-360L

 側幕には「普通 富山」の幕が用意された.快速時代には「快速」の文字のみ赤字だったが,普通化してすべて黒文字になった.「通」という漢字の「之繞」が若干太く見えるのは気のせいだろうか?



信越本線 直江津駅 1329M(左)・ 521M(右) 2007年10月26日 Nikon Coolpix 2500

 左の115系1000番台はJR東日本,右の475系はJR西日本の所属車.いずれも国鉄近郊型電車の標準先頭部形状のままとなっている.(2009年2月14日記述)



信越本線 直江津駅 3371M 2008年10月22日 Nikon Coolpix S600

 快速「くびき野1号」の運用に入った485系T18編成.2008年5月の全検を機に国鉄特急色に戻された.写真は新井方のクロハ481-1029ほか6連.



信越本線 直江津駅 3371M 2008年10月22日 Nikon Coolpix S600

 国鉄特急色が朝日を受ける.2008年10月現在,新ニイ所属のT編成で国鉄色に戻ったのはこの編成だけである.



信越本線 直江津駅 2009年2月28日 Nikon Coolpix S600

 直江津駅1-2番線ホームの駅名標2種.上は北陸本線を表す線がJR西日本カラーの青で,その他がJR東日本カラーの緑で色分け表示されており,見た目も楽しい.一方,下のものは色はJR東日本カラーの緑一色,さらに谷浜と春日山の地理的な位置が逆に配列されており,駅名標を地図的に捉えたときに混乱が起きそうな不親切な表示となっていた.(2009年11月14日記述)



信越本線 直江津駅 2008年11月18日 Nikon Coolpix S600

 信越本線下り列車駅時刻表の一部.最終の下り普通列車は21:20発・長岡行きでかなり早いが,その後,立て続けに3本の夜行列車が発車する.しかし,このうちの急行「能登」,寝台特急「北陸」の2010年3月廃止が正式発表された.残念な限りである.(2010年1月1日記述)



信越本線 直江津駅 2010年2月25日 Nikon D200 AiAF Nikkor28mm F2.8D

 1番線の夜間滞泊シーン.左は1番線に停まる翌朝一番の北陸本線普通列車で,6:53発富山行き475系3連.右は新潟所の485系6連で,翌朝まず新井駅まで回送され,新井6:55発の快速「くびき野1号」になる編成.この485系は当夜も新井駅まで快速「くびき野6号」(新井22:16着)として運転された後,直江津駅まで回送されている.(2010年10月3日記述)



信越本線 直江津駅 556M 2011年11月25日 CASIO EX-ZR10

 両開きの客用扉を備える413系は,2007年頃には糸魚川〜直江津間での運用が皆無となっていたが,2010年頃?にこの区間での運用が復活し,再び直江津駅でも413系を見ることができるようになった.写真は直江津14:51発富山ゆき普通列車.(2012年1月3日記述)



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