TOP更新情報カテゴリ路線別列車別鉄道サウンド切符リンク集岩手県の魅力当サイトについて撮影機材

東金 東金線

(2009年2月15日作成,2010年1月27日最終更新)

JR線 東金線へ戻る


東金線 東金 1633M 2007年11月16日 NikonCoolpix2500

 東金線は営業キロ数13.8キロの短い路線だが,独特の雰囲気・「東金線ワールド」を形成しており,作者は好きである.時刻表の路線地図を見ると,東金線の周囲は幹線だが,東金線だけ地方交通線となっており,路線地図からも「東金線ワールド」のオーラが感じ取れる.

 作者がはじめて東金線に乗ったのは1993年だったが,通して片道だけ乗った感想は,「車窓風景でゴミがやたら目についた」だった.しかし,2007年の訪問ではそんなことはなかったことをここに書き記したい.

 東金線は全線が単線で,「途中駅」は福俵,東金,求名の3駅.福俵以外は列車交換が可能となっている.東金は相対式ホームの交換可能駅で,写真は成東行きの下り列車.編成は113系の6両だが,東金線は最大で6両編成までしか入線できない.前頭部の種別幕が故障しているようで,幕が入っていないが,これは「東金線ワールド」とは無関係だろう.

 後述するが,1日1往復の「通勤快速」(土休日は「快速」)が設定されており,京葉線直通の201系が入線して「東金線ワールド」にさらなる変化を添えている.201系は4両の最小編成で東金線に入る.(2009年2月15日記述,2010年1月29日一部加筆修正)



東金線 東金 1633M 2007年11月16日 NikonCoolpix2500

 駅舎(改札口)と反対側の2番線に列車が到着し,朝の通学客らが下車すると,狭い跨線橋で人の流れが滞る.屋根のない跨線橋は東京近郊ではかなり珍しいと思われる.(2009年2月15日記述)



東金線 東金 1633M(左)・1630M(右) 2007年11月16日 NikonCoolpix2500

 東金駅における113系同士の交換シーン.外観は国鉄時代からのスカ色のままだが,内装はリニューアルされている.しかし,シートピッチやシート幅はオリジナルの狭いままとなっている.(2009年2月15日記述)



東金線 東金 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 東金駅舎.特に特徴のない平屋建ての駅舎だが,屋根上に写真に写り切らないほど高く伸びたポール(支柱)がある.これはテレビアンテナ(アナログ)の支柱で,駅前付近に丘陵地があるため,アンテナを高くしないとテレビの入りが悪いらしい.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 駅舎待合室(コンコース).かつての出札窓口は掲示板で完全に塞がれ,「みどりの窓口」は廃止された.自動券売機のみとなっているが,券売機の右側には「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されている.なお,駅員は詰めており,有人改札での集改札は行われている.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 待合室(ベンチ)部分.改札口(自動改札機)は常にオープンで寒風が入る上,暖房機もなく非常に寒いが,昔ながらの木造ベンチが据え付けられている.ローカルムードと都市圏ムードが一緒くたになっている.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 2008年12月15日 NikonCoolpixS600 (一部コントラスト加工済)

 東金駅時刻表.「ホーム」欄の無印は1番線(駅舎側)から,「2番線」は跨線橋を渡った向かい側ホームから発車するのだが,上下列車ともどちらのホームから発車するのか,時刻表を確認しないとまったく分からない.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 5684A 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 東金駅には1日1往復だけ201系による定期運用が入る.写真は朝は7:08に発車する東京行き(京葉線経由)の通勤快速(土休日は快速)で,4連という短い編成だが,誉田で勝浦始発の6両と併結し,10両編成になる.なお,201系運用の下りは夕方運転されており,東京始発で東金駅は19:23発(成東行き)である.

 前述のように,東金駅舎を見る限り,ローカル駅なのか,都市圏の駅なのかよく分からない状況だが,朝の201系を見ても,車両は4扉オールロングシートで都市圏ムードだが,編成は4両となっており,201系最短の両数でローカルムードを放っている.こういったところが「東金線ワールド」なのだ.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 626M 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 決して広くないホームにはたくさんの通勤・通学客らが待っている.その1番線に入る上り列車の113系6連.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 東金駅には4,5,6両編成時の停止位置目標が立っているのだが,上下列車それぞれ1,2番線どちらにも入るため,どの停止位置目標がその番線に対応するものなのか分かりづらくなっており,右の1番線上り列車に対する停止位置目標には矢印の補助標識も付けられている.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 626M 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 1番線の「6」の停止位置目標にピタリと停まった113系の大網行き.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 628M 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 駅舎と反対側の2番線に入る上り列車.この列車は東金7:47発の大網行きで4両編成.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 628M 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 2番線ホーム上には上り列車から下車した高校生らが多数見えている.この後,左の1番線には下り列車が入り,列車行違いとなる.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 631M(左)・628M(右) 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 1番線に下り列車が到着.こちらも113系だが,6両編成である.やはり高校生らの下車客が多いが,下り列車への乗車客は少ない.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 1633M 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 続いて2番線に下り列車が入るシーン.写真は東金8:13発(千葉始発)の成東行きで,当日は221系がやって来た.やはりここで上下列車の行違いが行われるため,1番線には多数の乗客らが上り列車を待っている.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 1633M 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 下り列車からの下車客.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 1633M 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 跨線橋通路はかなり狭いため,なかなか改札口まで到達できないが,跨線橋が広すぎても今度は1番線ホームが狭く,改札口の通路数も4通路と少ないため,あまり改善にはならないのだろう.ところで,このタイミングで上り列車に乗るために改札口を通っても,多数の逆方向への下車客で2番線ホームまで到達するのは至難の業である.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 1630M(左)・1633M(右) 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 8:19,定刻より6分以上遅れてやっと上り列車が到着.すでに2番線からの下車客らはほぼ全員改札口を通過している.この上り列車は千葉行きだが,上り通勤・通学にもっとも適した時間帯には大網駅までしか行かない.これは東金線の編成が最長でも6両と短いためで,ラッシュのピーク時に外房・総武線を6両で走るには混雑が激しくなってしまうため,ラッシュ時に大網で乗り換えなければならないという不便が生じてしまっている.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 2番線ホームから成東方面を見たところ.6両編成時の停止位置目標だが,1,2番線それぞれの表示が混同しないよう,こちらにも補助矢印が付いている.(2010年1月27日記述)



東金線 東金 2008年12月15日 NikonCoolpixS600

 2番線に残るホーロー看板.東金駅には「Suica対応自動改札機」も「もしもし券売機Kaeruくん」も「ホーロー看板」も,というように,新旧入り乱れてさまざまなものがある.(2010年1月27日記述)



ページの先頭へ戻る


アビエスリサーチ トップへ戻る

inserted by FC2 system