東金線は営業キロ数13.8キロの短い路線だが,独特の雰囲気・「東金線ワールド」を形成しており,作者は好きである.時刻表の路線地図を見ると,東金線の周囲は幹線だが,東金線だけ地方交通線となっており,路線地図からも「東金線ワールド」のオーラが感じ取れる.
作者がはじめて東金線に乗ったのは1993年だったが,通して片道だけ乗った感想は,「車窓風景でゴミがやたら目についた」だった.しかし,2007年の訪問ではそんなことはなかったことをここに書き記したい.
東金線は全線が単線で,「途中駅」は福俵,東金,求名の3駅.福俵以外は列車交換が可能となっている.東金は相対式ホームの交換可能駅で,写真は成東行きの下り列車.編成は113系の6両だが,東金線は最大で6両編成までしか入線できない.前頭部の種別幕が故障しているようで,幕が入っていないが,これは「東金線ワールド」とは無関係だろう.
後述するが,1日1往復の「通勤快速」(土休日は「快速」)が設定されており,京葉線直通の201系が入線して「東金線ワールド」にさらなる変化を添えている.201系は4両の最小編成で東金線に入る.(2009年2月15日記述,2010年1月29日一部加筆修正)
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