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青森駅 奥羽本線・津軽線・青い森鉄道線

(2008年2月16日作成,2014年4月25日最終更新)

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東北本線 青森駅 531レ 1995年1月19日 Canon FTb FD 50mm F1.4 RD・フジクローム100

 ホームの粉雪が北東北の駅らしさを演出しているが,実際は寒さが厳しいため,下車客は乗換列車と改札に急ぎ足で行ってしまい,もうホームに客はいなかった.(2008年2月16日記述)



東北本線 青森駅 1995年7月26日 Canon FTb FD 50mm F1.4(トリミング処理) KR・コダクローム64

 青森には1994年から姿を見せるようになった701系と並ぶ50系客車.ランダムに開けられた側窓が夏っぽさを演出していた.(2008年2月16日記述,2010年4月21日加筆修正)



東北本線 青森駅 1996年3月19日 526レ Nikon F3 Ai Nikkor 35mm F1.4S RD・フジクローム100

 この6:01発526レ八戸行が東北本線の朝一普通列車.朝一の特急はすでに5:27に「はつかり2号」が急行「はまなす」の接続を受けて発車している.(2008年2月16日記述,2010年4月21日加筆修正)



東北本線 青森駅 8033M 2000年12月29日 Nikon F3 Ai Nikkor 50mm F1.4S RA・フジクローム Sensia100

 盛岡からやって来た臨時特急「はつかり133号」.この編成は昨晩上野を臨時寝台特急「はくつる81号」として出発して今朝一旦青森までやって来た後,寝台セットを解除して座席仕様にして盛岡まで回送され,この「はつかり133号」として再度青森に登場している.夜は寝台,昼は座席特急と,往年の583系を髣髴とさせる活躍をしていた.(2008年2月16日記述)



東北本線 青森駅 2003年2月22日 Nikon Coolpix 2500

 青森駅西口.駅員が詰めており,みどりの窓口もある.(2008年2月16日記述,2014年2月13日加筆修正)



東北本線 青森駅 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 風雪の青森駅前.メインはこの東口で,バスターミナル等が広がる.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 青森駅にも自動改札機が導入された.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅(2枚の写真を左右合わせたもの) 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 朝6時前の東口改札頭上の発車案内電光掲示板.自動改札化されたとは言え,発車時刻が近い列車に対して,「改札中」の電光掲示が出ていたのには泣けた.東北地方の冬は寒く,始発でも未入線の列車や,ダイヤの乱れで列車が遅れているような場合には当該列車の改札を遅らせ,乗客が暖房の効いた待合室で待機し,発車が近くなると「改札いたします」という案内を行っていた名残である.自動改札になって,旅客の行先等を駅員がチェックするシステムは実質なくなった.しかし,「改札中」の表示はそのまま生かされていたわけである.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 吹雪の中,5:39に青森に到着した急行「はまなす」(右)と,6:04の発車まで待つ特急「いなほ8号」(左).(2009年11月18日記述,2010年4月21日加筆修正)



東北本線 青森駅 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 青森駅でもっとも西側にある6番線から,6:04に発車する普通列車蟹田行きは特急の間合い運用で485系6連が駆り出されている.車両は盛アオ車のため,2009年現在ではすべて3000番台のリニューアル車である.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 485系3000番台のヘッドサインは電光化されたが,「普通」を表示する際も文字色,背景色ともに数秒おきに変わる.風雪に「普 通」の文字が浮かび上がる.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 側幕ではなく,側面電光掲示部に表示される「普通 蟹田」の文字.特急型車両を使っているため,「普通」ということはきちんと表示せねばならないのだろう.485系3000番台の側面電光表示は,枠のゴムを含めて485系オリジナルのものを流用している..(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 324M 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 青森〜蟹田間の特急間合い普通列車は下り1本に対し,上りは2本(うち1本は休日運休)設定されている.写真は青森7:10着の324Mで,休日運休である.特急型車両だが,下車客のほとんどは通学の高校生という奇妙な光景が展開する.前掲の蟹田行きの折り返し折り返しは青森7:57着の別列車であり,この列車(324M)は休日以外,青森から早朝に蟹田まで回送されているようである.

 なお,この列車での通学風景等は当サイトの津軽線後潟駅の項に載せた.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 (4002レ) 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 大阪行きの寝台特急「日本海」号の編成は青森車両センターからDE10形の牽引で青森駅1番線に入線する.普通列車のほとんどが客車列車だった1990年代前半には頻繁に見られた光景だが,2009年現在はこの「日本海」と「あけぼの」のみとなってしまった.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 4002レ 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 「日本海」編成を引き連れてきたDE10形はすばやく解放され,機回し線を通って青森車両センターへと引き返してしまった.(2009年11月18日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon Coolpix S600

 青森駅前歩道の屋根には「一路青森/うまし,うつくし,北のまほろば./2010年12月/東北新幹線新青森駅開業」と表示されたフラッグ広告がお目見えしていたが,新幹線の延伸開業時の終着駅は「新青森」であって,現在の青森駅に新幹線はやって来ない.(2010年4月19日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon Coolpix S600

 東口改札の有人改札スペースがリニューアルされ,インフォメーションも兼ねたボックスになった.自動改札は2009年3月に確認した際と同じ4通路が確保されていた.(2010年4月19日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon Coolpix S600

 改札口頭上の発車案内電光掲示だが,2009年3月時点では各列車の左脇に「改札中」の行灯風表示があったが,残念ながら「改札中」の表示はやめたらしく,無表示になっていた.また,電光掲示板中央にあったアナログの時計が撤去されている.(2010年4月19日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon Coolpix S600 (トリミング処理)

 券売機頭上の近距離きっぷ運賃表(地図).大湊線は金谷沢までが近距離(営業キロ及び運賃計算ともに100キロ以下)で,運賃1620円圏内だが,下北駅,大湊駅ともに営業キロで101キロ以上,運賃計算キロで101キロ〜120キロ圏のため,1890円の「2日間有効」の乗車券となる.そのため,運賃表には便宜的に「下北駅までは大湊駅(¥1890)までのきっぷを,下の券売機でお買い求めください」という表示がされていた(この「券売機」については後述).

 蛇足だが,金谷沢と下北の間にある赤川駅までの場合,運賃は大湊駅までと同じ1890円だが,「営業」キロは97.8キロのため,「当日限り有効」の乗車券となり,大湊駅ゆきのきっぷとは異なるきっぷとなる.実際,この表示で赤川駅については何も謳っていないのは正しい「対応」と言える.

 このように,幹線+地方交通線を跨いで100キロ前後の旅行をする際には運賃計算や有効日数の複雑なカラクリがあって運賃表からいろいろな「行間」が読み取れる.ちなみに東北新幹線新青森開業後は八戸〜青森間が第3セクターに移管されるため(新幹線は野辺地駅を経由しない),東北本線と大湊線とを跨ぐこれらの「カラクリ」は消滅する.(2010年4月19日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon Coolpix S600 (トリミング処理)

 青森駅(東口)の自動券売機.前述の「大湊ゆき」のボタン(タッチパネル)は画面中央下寄りにある.恐らく行き先駅(大湊)が印字された2日間有効の片道乗車券が発券されるものと思われる.券売機には「当日分のみの発売です」というシールが貼られているが,これは「当日から有効の分のみ発売です」に改めるべきだろう.

 100キロ超えの乗車券は他に「本八戸(1890円)」「二ツ井(1890円)」「東能代(2210円)」「木古内(2380円)」「函館(3150円)」がある.函館までだが,青函トンネルを通るいわゆる「津軽海峡線」で片道3150円である.これを高いか,安いかは意見が分かれそうだが,作者は高いと思う.1988年まで就航していた青函連絡船の場合,運賃(2等)は2000円だった(廃止時).当時はいわゆる消費税は0%だったので,現在の5%を加算すると2100円となる.実は現在の「3150円」は乗車券分のみで,快速「海峡」が全廃され,実質青森〜函館間は特急列車で移動しなければならない.自由席特急券でもプラス1680円であるから,青函連絡船時代の運賃の倍増以上になっているのだ.

 また,タッチパネル内には100キロ超えではないが,JR東日本とJR北海道に跨り,運賃が加算される「津軽今別(850円)」が入っている.これについてはさらに後述する.(2010年4月19日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon Coolpix S600

 再び青森駅(東口)自動券売機頭上の運賃表の一部だが,海峡線は中小国からそのまま津軽海峡(海を示す青い地)にもぐりこむように描かれており,中小国の次駅である津軽今別駅が表示されていない(というか,「無視」されている).津軽今別駅は津軽二股に隣接しており,駅名や管理旅客会社こそ異なるが,位置的にはまったく同一の駅と言ってよい.青森駅からの運賃は,津軽二股(津軽線経由)まで運賃表にあるように950円だが,津軽今別までは海峡線がトンネルや高架でブチ抜いていることもあり,中小国〜津軽二股間と中小国〜津軽今別間の営業キロは2.2キロの差が発生する.この「2.2キロ」が運賃計算で大きく効いてしまい,青森から津軽今別までの運賃は,JR北海道の加算額を加えても850円で済み,津軽二股までと比較すると100円も安い.

 このようなこともあり,運賃表に津軽今別までの運賃を表示してしまうと,津軽二股まで購入する人に混乱を来たすため,無表示としたのだろう.青森駅の運賃表は奥が深い.

 なお,前述のように券売機には「津軽今別(850円)」の単独タッチパネルが存在する.(2010年4月19日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon D200 Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

 1番線に到着した特急「日本海」.すでに牽引機のEF81は離れていた.(2010年10月3日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon D200 Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

 「日本海」を牽引してきたEF81-43は6番線よりさらに外側の側線を回って青森東所に一旦引き上げる.(2010年10月3日記述)



東北本線 青森駅 1525D(右) 2010年2月26日 Nikon D200 Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

 2番線に8:43着の東北本線普通列車が到着.八戸からキハ40形4連で運転されていた.(2010年10月3日記述)



東北本線 青森駅 2010年2月26日 Nikon D200 Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

 1番線に残された「日本海」の24系客車には盛岡方よりDE10が単機で入って青森所に編成を引き上げる.当日はDE10-1764機.(2010年10月3日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 東北新幹線新青森開業後のJR自動券売機頭上の在来線運賃表.東青森方面の「青い森鉄道線」は下段の注意書きにあるように,JRサイドでは乗車券は発売していない(「ただし,リゾート「あすなろ号」の指定席と同時にお求めになる場合はみどりの窓口で発売」)ともある.運賃表にはJR北海道線(海峡線)運賃も載っていない.(2014年4月20日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 前掲運賃表下にある在来線自動券売機.2010年2月の新幹線新青森開業以前のタッチパネルとかなり異なる.JR東日本線では100キロを超える二ツ井,東能代は専用ボタン(パネル)があり,JR北海道線も津軽今別(津軽二股(運賃950円)と同位置にある駅だが,海峡線はショートカットぎみの線形もあって津軽今別(運賃850円)の方が安い),木古内,函館も買える.青い森鉄道線となった本八戸や,同線を経由する大湊までのパネルはなくなった.(2014年4月20日記述)



(青い森鉄道線) 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 かつてラッチ外待合室があった部分(改札口の駅前側)に青い森鉄道の対面発売窓口(右)と自動券売機が設置された..(2014年4月20日記述)



(青い森鉄道線) 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 青い森鉄道線自動券売機上部の運賃表.JR線運賃表の真逆を行っているような運賃表である.野辺地からの大湊線連絡運賃は表示があるが,八戸からの八戸線連絡は鮫までの駅名のみで,「●窓口でお求めください」となっている.この「運賃無表示」については,八戸線までの利用客のほとんどが新青森経由の新幹線利用客と思われることから,青い森鉄道線経由のきっぷを誤購入してしまうことを事前に防止しているものと推測される(窓口へ誘導して対面で「新幹線ではなく,青い森鉄道線経由ですね?」という確認をするものを思われる).(2014年4月20日記述,4月25日加筆修正)



(青い森鉄道線) 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 ところが,青い森鉄道の自動券売機タッチパネルを見ると,左脇に「大湊線と長苗代はボタンを押して下さい」とシール貼りがあり,その上部に「JR大湊線」「JR八戸線」連絡用のボタンが設置されているのだ.(2014年4月20日記述)



(青い森鉄道線) 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 前掲の「JR大湊線」「JR八戸線」ボタンを押してもボタンは点灯せず,パネルも変化しない.パネル右下を見ると,「本日,青い森鉄道『八戸〜目時』と青い森経由『JR八戸線』のきっぷは,青い森鉄道窓口でのお取扱いです」という表示があった.「本日」とあるのは,撮影日が土曜日であり,「青い森ホリデーフリーきっぷ」(後掲)が利用可能なためである.「青い森ホリデーきっぷ」では青森駅から片道利用の場合,八戸以遠(当日中の往復の場合は狩場沢以遠)で普通乗車券より安価になるため,出札窓口でその旨を案内すべく,ポップのような表示をしているらしい.

 また,大湊線連絡,八戸連絡のボタンを機能停止としているのは,当日はJR東日本サイドで「あおもりホリデーパス」を発売しており,大湊線連絡で往復の場合は吹越以遠で(但し当日中の往復に限る),八戸線連絡の場合は片道で大久喜駅以遠(当日中に往復の場合は本八戸以遠)の場合,普通乗車券(連絡乗車券)より安価になるため,この旨を出札窓口で対面で案内するようである.

 なお,極めて分かりにくいが,パネル上部の「JR東日本鉄道線」と表示されている下部に,非常に小さな字で「入場券は,JRの券売機にてお求めください.(青い森鉄道線では,入場券を発売しておりません)」とある.青森駅はJR東日本と青い森鉄道の共同使用駅だが,管轄はJR東日本のためだろう.蛇足だが,「青い森鉄道線では,入場券を発売しておりません」とあるが,青森駅以外の有人駅では発売している.(2014年4月20日記述,4月25日加筆修正)



(青い森鉄道線) 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700 (トリミング処理)

 前述の「青い森ホリデーフリーきっぷ」の案内.このフリーきっぷは券売機対応していないため,窓口での手売りとなる.右の掲示だが,東北新幹線の乗り継ぎ駅を「東青森駅」と勘違いしてしまう旅客がいるため,乗り間違いを予防する案内もある.(2014年4月25日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 改札上部の電光掲示発車案内.新幹線函館開業後には青森発着の特急が壊滅するものと思われる.(2014年4月20日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 青い森鉄道線の発車時刻表.朝一番の列車(6:14発八戸行き)以外はすべてワンマン運転になった.朝一番の列車は蟹田始発でワンマン非対応のキハ40で運転されているため,車掌乗務となる.(2014年4月20日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 午前11時過ぎ,3-4番線ホームのそば屋で食べようと思っていたところ,閉まっていた.(2014年4月20日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 そば屋の営業時間自体は「9:00〜18:10」だが,途中3回の休憩時間(合計3時間)が入るようになっていた.休憩時間もそうだが,朝,夜の営業時間がごっそりと削減されている.(2014年4月20日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 3-4番線ホームのキオスクも途中3回の休憩時間(一時閉店)が設けられていた.(2014年4月20日記述)



奥羽本線 青森駅 2014年2月22日 Nikon Coolpix P7700

 写真は1-2番ホームのそば屋跡.営業時間が削減されただけでなく,青森駅構内の店舗閉鎖も進んだ.(2014年4月20日記述)



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