前掲の写真を見ても分かるように,酒田行きの821Dは2番線からはみだして停まっている.821Dは村上発車前にホーム端まで3m程度バックしてからドア扱いしていた.なお,この写真ではみ出した先に見えている停止目標の「834D」は,前夜の酒田始発村上終着の最終上り列車のことで,834D自体は村上到着時に2番線の全ドアがかかる位置に停車するものの,降車が済むと編成を間島方のこの「834D」停止目標まで移動する作業を行っていた.
なぜ,このようにホームからはみ出して駐泊するのか?だが,鼠ヶ関駅の項でも述べたように,駐泊の際には翌朝の進行方向運転席下側の車輪に対して「手歯止め」を設置しなければならないから,のようである.なお,この写真ではすでに手歯止めを外してある.
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