鼠ヶ関は新潟県と山形県の県境に位置しているが,駅舎(駅中心)が山形県にあることから,「山形県の駅」になっている.ホームはかなりカーブしており,写真にも下り出発中継信号機が写っている.駅舎は国鉄末期の1986年に木造から現在のコンクリート造りのものに建て替えられている.
写真のキハ58系2連+キハ22は7:03に吹浦を発ち,9:03に鼠ヶ関に到着した列車で,この2番線で折り返して,9:27発酒田行き231Dになる.2-3番線の島式ホームには,現在は取り壊された待合室が建っているのが写っており,その奥には3番線の上り本線用の出発中継信号機も写っている.また,写真では小さくて分かりずらいが「242D」と書いた停止目標が写っている.これは鼠ヶ関22:28着の最終上り普通列車の停止位置で,この鼠ヶ関2番線で駐泊していた.なお,停泊後の翌朝には鼠ヶ関5:59発酒田行きの225Dとなっていた.
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