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川内 山田線

(2007年11月24日作成,2008年2月4日最終更新)

JR線 山田線(盛岡〜宮古)へ戻る


山田線 川内 621D 1995年5月31日 CanonFTb FD50mmF1.4 KR・コダクローム64

 宮古を5:10に5両で発車し,川内で回送だった後3両を切り落として前2両が盛岡行きとなる.撮影の翌年ころからホーム端に白い柵が出来てこのアングルでは柵が邪魔をしてしまうようになった(駅員の許可を得てホーム外で撮影).


山田線 川内 628D(駅員奥は621D) 1995年5月31日 CanonFTb FD50mmF1.4 KR・コダクローム64

 621D及び628Dの乗務員らによって川内3番線で解結作業が行われた.盛岡行き621Dは約6分停車の6:13に発車するが,折返し宮古行き628Dはそれよりも4分遅い6:17の発車だった.


山田線 川内 628D(左)と621D(右) 2000年4月16日 NikonF3 AiNikkor50mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 621Dと628Dの解結が終わったところ.盛岡行き621Dの発車時刻が迫っており,車掌が時計を確認している.


山田線 川内 628D 2000年4月16日 NikonF3 AiNikkor50mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 宮古行きとなる628Dだが,621Dが発車するまでは川内駅の宮古方にはみだして停車する.621Dの発車後に盛岡方(写真右手)まで移動して,3両ともに全扉の客扱いが行われる.


山田線 川内 628D 2000年4月16日 NikonF3 AiNikkor50mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 621Dが発車し,628Dが客扱いのための停止位置に入ったところ.これで3両の全扉がホームからの乗車に対応した.


山田線 川内 2007年6月23日 NikonD70

 山田線の盛岡〜宮古間は連鎖閉塞方式を取っているため,交換駅には駅員がいて閉塞作業を行っている.これらの駅では列車の停車,発車,通過ごとに駅員が駅構内の監視を行うことになる.写真は16:35ころの川内駅を盛岡方から撮っており,この後,16:44発の653Dが来る.日が長い6月とは言え,谷間に位置する川内はどんどん暗くなっていく.


山田線 川内 653D 2007年6月23日 NikonD70

 653Dが2番線に到着するところ.駅員が1番線で直立不動で監視している.1つ前の写真と違って構内の照明が点灯しているところに注目いただきたい.僅か数分の間に駅周辺はどんどん夕闇が迫っている.


山田線 川内 653D 2007年6月23日 NikonD70

 653Dが線路横断通路のすぐ手前側で停車し,川内での下車客が降りてきた.下車はたった1人,乗車はゼロだった.


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70

 発車.編成は前からキハ58,52の2両.駅員が手に合図灯(カンテラ)を持って,構内(旅客)の安全を知らせている.


山田線 川内 2007年7月7日14:55ころ NikonD70 AiAFMicroNikkor105mmF2.8D 1/500s f4 ISO200設定

 続いて,川内駅の宮古方から構内を見た構図である.最も左の信号機が3番線の盛岡方出発信号,そのすぐ右が2番線の出発信号,手前の背面が見えているのは3番線の宮古方出発信号機である.1番線の出発信号はこの写真の右にあり,構図からははみだしている.川内駅は谷間の決して広くない土地にあるため,構内もかなり複雑にカーブを描いている.3652Dは快速「リアス」で川内は通過だが,駅員が手旗を持ってすでに盛岡方の監視を行っている.


山田線 川内 3652D 2007年7月7日 NikonD70 AiAFMicroNikkor105mmF2.8D 1/500s f4 ISO200設定

 キハ52の2両編成が通過.駅員が直立不動で列車の往来を監視する駅は大激減した.


山田線 川内 3652D 2007年7月7日 NikonD70 AiAFMicroNikkor105mmF2.8D 1/500s f4 ISO200設定

 キハ52が構内のカーブを走行.川内駅の構内を出るところまで駅員の監視が続く.


山田線 川内 3640D 1998年12月13日 NikonF2fotomic AiMicroNikkor200mmF4S+KenkoAFテレプラス×1.5 1/250〜500s F4 KL・コダクローム200

 宮古方から川内構内を別角度で見た1枚.列車は12:30頃に川内駅を通過する快速「リアス」で編成はキハ58×2だった.左に雪を被った給水塔が見えている.赤色を現示している信号機は2番線の出発信号,列車の右に背面が見えている信号機は場内信号機だが,駅舎側から見て左が3番線,右が1番線に対する信号機と思われる.しかし,定期列車でも臨時列車でも盛岡方から3番線に入る列車というのは恐らくまったくないのではないだろうか.


山田線 川内 653D 2000年2月4日 NikonF3 AiNikkor50mmF1.4S FL-Wフィルタ使用 RA・フジクロームSensia100

 朝の川内ではキハ58,52の国鉄型車両5両の解結作業が行われていたが,夜の川内では逆に併結作業が行われていた.写真の653Dは宮古を19:52に発った川内行きの最終列車で,通常キハ52の単行で運転されていた.653Dは20:47に2番線に入るのだが,すでに川内の1番線には20:30頃に盛岡からやってきた宮古行き2両編成の662Dが入って長時間停車している.その662Dの盛岡方に,この653Dを回送として併結する作業が行われていた.写真は運転助士席側から合図灯による信号を送っているところだが,恐らく,「閉扉よし」の合図を送っているものと思われる.長時間露光によって軌跡が写っている合図灯の色がフィルタの影響かフィルムの特性かでかなり赤茶けて写ってしまったが,合図灯は白色光である.


山田線 川内 653D(光が流れている回送車)と662D(右) 2000年1月2日 NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S FL-Wフィルタ使用 RA・フジクロームSensia100

 写真の右から左へと車内の蛍光灯の光が流れているのが2番線に到着した653Dだったキハ52,右の静止しているキハ52が盛岡始発宮古行きの662D.653Dが2番線から合図灯による信号のやりとりによって,一旦盛岡方本線に引き上げているところである(川内駅には入換信号機の設備はない).なお,併結作業中は川内駅の信号機はすべて赤色現示で,駅のすべての信号機能を一時中止させて併結作業を行っているらしい(後述するが,この時には駅舎前の黄色い回転灯が点灯する).


山田線 川内 653Dの回送(左のヘッドライトの明かり)と662D(右) 2000年1月2日 NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S FL-Wフィルタ使用 数秒間露光 f16 RA・フジクロームSensia100

 回送となった653Dの車両が盛岡方の本線に入り,662Dの停車している1番線に入るところ.入換作業をする653Dの運転士が宮古方の運転席に移動して,662D方向にヘッドライトの灯を煌々と光らせているのが目立つが,その左に軌跡が見える合図灯にご注目いただきたい.川内での併結作業では無線機は一切使っておらず,合図灯の光による信号だけで安全確認と作業の進行を行っている.


山田線 川内 653Dの回送(ヘッドライトの灯りが流れている車両)と662D(右) 2000年1月2日 NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S FL-Wフィルタ使用 数秒間露光 f16 RA・フジクロームSensia100

 回送車両が662Dに徐々に近づいて来る.併せて合図灯を点灯したままの連結手(653Dに乗務していた車掌)が662Dまで歩いてくる軌跡が青白く写っている.


山田線 川内 653Dの回送(左の光が流れている車両)と662D(右) 2000年1月2日 NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S FL-Wフィルタ使用 数秒間露光 f16 RA・フジクロームSensia100

 連結作業前に回送車両は直前で一旦停止する.その時だけはキハ52の前頭部のディテールがフィルムに写しこまれた.その後,やはり合図灯で送る光の信号と,運転士の「目視」を頼りに,662Dとがっちり連結が行われる.


山田線 川内 661D 2007年4月20日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 別角度(1番線ホーム)から川内終着の最終列車661D(1999年時の653D)を撮った1枚.ドア締切を完了し,併結作業にかかるため,運転助士席側から合図灯を上下に振っているところである.前述の駅舎ホーム側の黄色い回転灯が作動しているのに注目いただきたい.


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 2007年6月時点では,653Dが661Dに,662Dが666Dに列車番号こそ変わったが,2000年に撮影した時と編成両数や使用車両,併結作業手順は特に変更がなかった.ここからは川内駅1番線外側の盛岡方から連続的に撮影したアングルで併結作業をご紹介する.写真のキハ52は宮古行き666Dで,尾灯を消して併結作業に備えているところに注目いただきたい.なお666Dの編成に隠れて見えないが,2番線にはすでに川内終着の661Dキハ52単行が到着している.


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 客扱いを終了して回送となった661Dのキハ52単行が2番線から盛岡方に引き上げているところ.駅舎のホーム側で黄色い回転灯が点灯しているのに注目いただきたい.一つ前の写真ではこの回転灯はまだ点いていない.入換が始まる際に川内駅構内の全信号機能を一時停止させている合図として回転灯を点灯させているらしい.


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 1番線の666Dに接近してきたキハ52の回送.666Dの右脇にヘルメットをかぶった連結作業手こと661Dの車掌が待機している.露出の関係で暗く写ってしまったが,駅舎ホーム側の黄色い回転灯はもちろん点灯している..


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 回送のキハ52が666Dに接近.なお,連結作業中も666Dのドア扱いは継続する.回転灯の黄色い光が666Dのキハ52に反射しており,併結作業の緊張感が伝わってくる.


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 連結作業中の666Dとキハ52回送車.連結作業中は合図灯を青色にして作業を行っていた.このときには駅舎前の黄色い回転灯は消灯していることから,駅構内の信号機能を復活させたものと思われる.


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 1番線の出発信号機が見える角度に少し移動して撮影を継続.666Dは奥側の2両で客扱いし,後部の1両は回送で客扱いは行わない.661Dの運転士と車掌はこの回送車両に乗車して宮古まで向かう.


山田線 川内 666D 2007年6月23日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8

 出発信号が青に変わった.666Dの車掌が時計を確認.あとは闇夜の中,キハ52の3両編成が終点宮古をひたすら目指す


山田線 川内 642D(左) 2007年11月5日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D プログラムオート ISO200設定

 2007年11月現在,午前中の川内始発宮古行きの列車は2本ある.1本は前述の638Dで,キハ58とキハ52が使われていた時は通常3両,ごくたまに2両編成だった.もう1本は川内7:37発〜宮古8:33着の642Dで,通常キハ52単行だった.写真の日は落ち葉による空転対策として2両編成に増強されていた.また,1番線(写真右)には砂撒き列車のDE10-1109が停まっていた.642Dで宮古方面へ行く乗客が2-3番線への線路横断通路を渡ってきた.谷間の川内駅にもちょうど日が差し込んできたところである.


山田線 川内 642D(左) 2007年11月5日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D ISO200設定

 1番線の砂撒き車,DE10-1109側から642Dを見たアングル.DE10に「砂」(セラミック粉末らしい)の袋が積まれているのが見える.これから山田線〜岩泉線のレールにこの粉を撒きまくるわけである.2番線ホームだが,2000年4月の写真と比べると補強工事がなされたのが分かる.


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