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茂市 山田線・岩泉線

(2007年12月4日作成,2011年6月24日最終更新)

JR線 山田線(盛岡〜宮古)へ戻る

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山田線 茂市 621D 2001年5月1日 NikonFM10 RA・フジクロームSensia100

 茂市は山田線から岩泉線への接続駅で,現在唯一の地方交通線から地方交通線への接続駅となっている.写真は茂市の宮古方から撮影したもの.ホームは2面3線で駅本屋前の1番線は岩泉線に出入りする列車専用のホーム,2・3番線は島式で古レール組木造の跨線橋で1番線と繋がっている.なお,写真右奥の谷間へと岩泉線が延びている.2番線が山田線下り(宮古方面のりば),3番線が同上り(盛岡方面のりば)となっている.

 山田線が連鎖閉塞,岩泉線がスタフ閉塞となっている関係から運転扱いの駅員がいるが,たった一人ですべての運転扱いをこなしている.そのため,列車着発時の駅員は集札業務に関与せず,もっぱら車掌がその任に当たる.写真は朝一番の盛岡行き621D.5両編成だが,後3両は締切回送扱いで途中の川内で切離して折返し628Dとなる.5両編成ともなると茂市ですらホームからはみ出して停車することになる.



岩泉線 茂市 684D 2000年4月16日 NikonF3 RA・フジクロームSensia100

 岩泉から宮古へ向かう684Dが1番線に入線するところ.駅員が直立不動で可搬式停止位置目標に立って列車の安全を見守っているのが写っている.駅員が列車停止後にスタフを受取り,2-3番線ホームの盛岡方に建つ運転事務室(写真の島式ホームに建つ水平屋根の建物)へ入って信号を切替えてから列車は宮古へと発車する.



山田線・岩泉線 茂市 2000年4月16日 NikonF3 AiNikkor35mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 2007年現在,少なくとも過去15年間ほどの時刻表をみると,茂市駅では1日に2回,1〜3番線すべてに列車が入る「3並び」が展開することが分かる.朝の7時前後と夕方18時半前後で,山田線と岩泉線双方の貴重な乗換機会でもある.

 写真右奥は岩泉線岩泉行き683Dが客待ち中,中央2番線は宮古行き628Dの3両,左の3番線は川内行きの単行623Dがちょうど入線したところである.



山田線・岩泉線 茂市 1999年11月28日 NikonFM10 RA・フジクロームSensia100

 上記の「3並び」を別角度の1番線から撮った1枚.手前のキハ52が岩泉線683D,2番線のキハ52-58-52が宮古行き628D,左奥の「白いキハ52」ことキハ52-154が623D川内行きである.1〜2番線間の中線にはレール運搬車と思われる車両も停まっていた.



岩泉線 茂市 685D 2007年11月5日 NikonD70 AFAiNikkor28mmF2.8 ISO200設定

 岩泉線はスタフ閉塞のため,スタフ(写真で駅員が左手に持っているキャリア)を持って岩泉線内に入っていくことになる.写真の685Dは宮古から1番線に入ってきた列車で,これから岩泉線へと入っていくために駅員からスタフを受け取ることになるが, この日は2両編成のため,通常駅員が使う線路横断用通路(1999年11月28日撮影の3並び写真で1〜2番線間にある通路)が列車によって塞がれてしまうため,バラスト上を駅員が運んでいるところであり,このあと駅員がホームによじのぼって乗務員にスタフを渡すことになる.



岩泉線 茂市 683D 2001年5月1日 NikonFM10 AiMicroNikkor105mmF2.8S RA・フジクロームSensia100

 岩泉線が発車する際には駅員が乗務員のスタフ携帯を確認した後,信号の出発現示及びホームの安全等を確認して緑旗を振って出発指示合図を出す.夜間であれば旗は見えずらいので旗がカンテラ(合図灯)となる.2007年ころには車掌が岩泉寄り(前側)に乗務していることが多いようであったが,この写真では後方に乗務している.



岩泉線 茂市 685D 2007年11月5日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 2007年11月,つまり山田線,岩泉線からキハ52,58が完全撤退した月における岩泉線の発車状況.当日は2両編成で,車掌は進行方向側の運転助士席位置に入り,駅員も駅舎事務室正面の位置で出発指示合図を出しての発車シーンが展開していた.(2009年2月14日記述)



岩泉線 茂市 2004年1月26日 687D NikonFM10 AiNikkor35mmF1.4S RDPIII・フジクロームProvia100

 1月の茂市でこれだけ雪があるのは珍しいことだと思う.雪の中で発車を待つ岩泉行き687D,キハ52-148で,車内がいかにも暖かそうに見える.車内から漏れる蛍光灯の明かり,駅の水銀灯,そしてキハ52のヘッドライトが照らす雪の模様が印象的だ.写真中央の1〜2番線の中線にも車両が通った雪跡がある.写真左の赤信号の灯りが歪んでいるのは撮影に使ったレンズ周辺部の歪みによるものである.(2007年12月4日記述,2011年6月24日加筆修正)



山田線・岩泉線 茂市 2004年1月27日 NikonFM10 AiNikkor35mmF1.4S RDPIII・フジクロームProvia100

 茂市は発着のために必要な最低限のプラットホーム数しかないのに,駅舎も跨線橋も,そしてホームを覆う屋根もいかにも国鉄の駅と言わんばかりの堂々さがたまらない魅力と思う.番線案内や乗換案内等の看板や水飲みの蛇口まで国鉄時代のままと思われるものが多数残存し,そこにキハ52,58といった昭和後期を代表する国鉄型気動車がやってくる光景は,駅内で見ても,駅の周囲から見ても,そして車内から見ても鉄道好きにはたまらないシーンが展開しまくっていた.茂市はいつ行っても,まったく撮り飽きることがない筆舌に尽くしがたい魅力を秘めた鉄道駅の最高峰と言っても過言ではないと思う.



山田線・岩泉線 茂市 3639Dほか 2007年11月5日 NikonCoolpix2500

 2007年10月下旬より,それまでのキハ58,52のみの運用から山田線の一部列車でキハ110系列が使われはじめた.写真は盛岡行き快速「リアス」3639Dにキハ110が投入されはじめた頃で,2番線には落ち葉による列車空転を防ぐ「砂撒き列車」ことDE10-1109が,3番線外の側線にはレール運搬用と思われる小型ロコが停まっており,かなり珍奇な「3並び」が展開した.



山田線・岩泉線 茂市 684D 2007年10月8日 NikonD70 AiNikkor200mmF4S

 岩泉方面から1番線に入るキハ52の2連.ホーム上の移動式の停止位置目標を設置して,フライキを持った駅員が構内を監視している.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 茂市 684D 2007年10月8日 NikonD70 AiNikkor200mmF4S トリミング処理

 岩泉線から1番線に到着した列車から駅員がスタフを受け取り,2-3番線ホームの運転扱いをする小屋まで歩いて移動しているところである.1番線ホームと2-3番線ホームを往来するための構内通路だが,そこにキハ52が停まっているため,バラスト上を横断する姿が見られた.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 茂市 684D 2007年10月8日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 1番線から宮古へ向けて発車する,岩泉線〜山田線直通の684D.1番線からはまず安全側線(ちょうどキハ52-146の下部に安全側線へのポイントがある)〜山田線の下り線(2番線)とのポイント(写真の一番手前側のポイント)〜そして写真には写っていないが,茂市駅の山田線上下線を分けるポイントの計3つのポイントを渡って宮古へと向かうことになる.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 茂市 684D 2007年11月5日 NikonD70

 前掲とは別の日に撮影した岩泉線2両編成時のスタフを受け取った駅員の線路横断状況.運転士からスタフを受け取った駅員は1番線の線路敷にそのままジャンプして降り,写真左の2-3番線にある運転扱い事務室まで行く.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 茂市 681D 2007年11月5日 NikonD70 AiNikkor200mmF4S

 掲載順序と撮影時刻が前後するが,この写真は茂市を朝の6:18に発車する岩泉線岩手和井内行きの681Dに対してスタフを駅員が渡すまでの動作を捉えたもの.運転扱い事務室で岩泉線への出発信号を「進行」にした駅員は,スタフを携えて線路横断をし,1番線に停まるキハ52が2両の場合は編成の岩泉方まで行ってホームをよじ登るのだが,写真はちょうど駅員が「よじ登って」いるところである.左肩にスタフが回して掛けられているのが見える.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 684D 2007年10月8日 NikonD70

 前述の茂市駅宮古方のポイント群.写真右が宮古方,左が茂市駅ホームになる.左上部のレールが1番線へ向かう線路.まず安全側線へのポイントがあり,次に山田線の駅構内下り線と分かれるポイントがあって,写真右端の山田線の構内上下線を分けるポイントが見えている.手前のポイントは構内の上り線と,保線車両等を留置する側線とを分けるポイント.いずれもスプリングポイントか,手動でしか動かないポイントになっている.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 684D 2007年10月8日 NikonD70

 朝8:12に2番線から川内始発・宮古行きが発車すると,安全側線脇のテコまで駅員が徒歩で向かい,これを操作する.すると,1番線から安全側線に向かって開いていたポイントが本線側に開き,1番線と2番線とを分けるポイントも同時に動いて,これが「反位」(1番線に開通)する.こうすることで,岩泉線から山田線へ向かう進路が確保され,8:52に1番線に到着する岩泉線から宮古へ向かう684Dの進路が確保されることになる.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 684D 2007年10月9日 NikonD70

 ここからの写真は朝6:20頃に撮影したものである.茂市駅では6:18に宮古から岩泉線の岩手和井内へ行く381Dが発車すると,すぐに駅員が構内のもっとも宮古方にあるスプリングポイントまで向かう.この写真ではスプリングポイントが「反位」,つまり,1-2番線と本線とが結ばれた状態になっている.

 このようにスプリングポイントを「反位」に固定しないと,宮古からやってきた列車は1番線には入れず,常に山田線の上りホームである3番線側(写真手前側の線路)にしか入れないことになる.茂市駅では宮古から岩泉方面へ向かう列車を1番線に「迎え入れる」ためには,かならずこのスプリングポイントを手動で反位に「固定」しなければならないのだ.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 684D 2007年10月9日 NikonD70

 駅員がちょうどスプリングポイントテコの場所まで行って,「定位」に戻したところ.これで茂市に6:57に到着する川内行きの633Dを「3番線」に迎えることができる.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 684D 2007年10月8日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 茂市駅にとっての1日のうちの最終列車である宮古行き666D(21:30発)が発車した直後の茂市駅構内.1日の勤めが終わり,静かに佇んでいた.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 684D 2007年10月8日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 バツンという音と共に構内を照らしていた水銀灯や蛍光灯が一斉に消灯された.それでも駅周囲の街灯や国道のナトリウム灯の光で駅構内が浮かび上がってきた.(2009年2月14日記述)



山田線・岩泉線 633D(左)・638D(中)・683D(右) 2010年2月27日 NikonD70 AiAF Nikkor28mm F2.8D

 山田線(盛岡〜宮古間),岩泉線がすべてキハ110系化された後の茂市駅朝の3並び情景.中央の宮古行き638Dはキハ58・52からキハ110系化された時に3両から2両編成に減車された.(2010年10月3日記述)



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