島式ホーム1面の田浦はホーム両端にトンネルが存在する.写真はホームから大船方を見たところで,レンガ積みの田浦トンネルが控えている.ホーム長は10両分程度である.写真左の上り列車は,これからドアを開くところだが,先頭の1両目は完全にトンネルの中で停車し,安全のためドアは開閉しない.2両目についても一番前寄りの扉は開かない.
一方,右の下り列車については,11両編成の場合は同様に先頭車両と2両目の一部が久里浜方の七釜(しっかま)トンネルにかかり,最後部は田浦トンネルの入口ギリギリの位置で停車することになる.
なお,田浦は複線区間の途中駅であり,このように上下列車が同時に並ぶ情景は1日の間でもそれほど多くないはずである.(2008年10月25日記述)
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