(写真1)便宜上,これを「写真1」とし,以下,写真に通し番号を付して説明書きを入れる.
札沼線はこの石狩当別を境に列車本数,編成両数などが明瞭に分かれており,札幌方は20分に1本程度の本数が確保された非ワンマンの都市型路線だが,新十津川方面は列車本数が激減し,短編成の運転(一部ワンマン)になる.
石狩当別は3番線まであり,1番線のみ新十津川方面の出発信号機がないため,1番線から下り列車の「発車」が出来ないものの,2,3番線ホームは方全向からの到着,発車が可能である.写真左は11:15石狩当別始発の新十津川行き5425D.右は札幌から来た石狩当別10:41終着の553D.この553Dだった列車は乗客をすべて下車させた後,ドアを閉じて室内灯も落としてあるが,石狩当別1番線へ11:03に到着する新十津川始発5426Dにこの553D編成(3両)を増結し,列車番号を556Dと変えて札幌まで戻ることになる.以下,その増結作業を順を追って紹介する.
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