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竜ヶ水 日豊本線(佐伯〜鹿児島中央)

(2008年8月6日作成,2008年8月6日最終更新)

JR線 日豊本線(佐伯〜鹿児島中央)へ戻る


日豊本線 竜ヶ水 4221D 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 鹿児島市の中心である鹿児島中央駅(当時は西鹿児島駅)から僅か2駅の竜ヶ水は普通列車すらも通過する海辺の小駅である.相対式ホームで2線あり,駅というよりも信号場としての性格の方が強い.
 写真は積雪に見舞われた朝で,寒いというより,水っぽい雪のせいで冷たかった印象が強い.駅の東側(写真右)はすぐに太平洋となり,撮影位置の跨線橋に屋根はなく,駅舎は建つが完全無人駅となっている.西側はすぐに斜面となっており,1993年8月に駅構内が埋没する大水害にも見舞われている.
 下り線ホームを歩く人物は一緒に旅行に行った後輩で,この駅の地元利用者ではない.この後輩が言うには,地方の県庁所在都市や中核都市のすぐ隣の駅には竜ヶ水のような利用者も極めて少ない駅がいくつか見られる,と話していた.即ち,鳥取駅の隣駅である福部(「隣駅」という意味ではあるいは滝山信号場と言えるかもしれない)や,信号場ということで範囲を広げれば松本の次の平瀬信号場が該当するだろう.


日豊本線 竜ヶ水 4221D 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 キハ58-144の前面.線路脇の竹林に積もった雪は水っぽくて重いため,枝をしならせて列車の前面に当たってしまう.そのため,雪と竹の枝葉が前面に付着していた.東北・北海道の雪では見られない付着状況である.運転席平窓の一部からのみ前方視界が得られる状況である.


日豊本線 竜ヶ水 6826D(左)・6925M(右) 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 気動車と電車普通列車同士の交換.475系は国鉄交直流急行色に戻した編成だった.


日豊本線 竜ヶ水 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L トリミング処理
 転轍器の凍結防止用に焚かれたランタン.多雪地,寒冷地では手間のかからない電熱式の凍結予防装置が組み込まれている転轍機が多いが,東京圏等めったに積雪のない地域では今でも裸火を焚いて凍結予防策を取っている.


日豊本線 竜ヶ水 3911M 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 下り線ホームを通過する国分始発の「さわやかライナー」485系3連.気動車,交直流急行型電車,そして特急型電車も通るが,当時はそのいずれもが国鉄車両だった.


日豊本線 竜ヶ水 4223D 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 キハ28-2488.ドア上部にサボが入っている.


日豊本線 竜ヶ水 4223D 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 吉松6:42発〜8:34西鹿児島着の4223Dはキハ40(2両)+キハ58系(2両)の4連だった.写真はキハ40-2051とキハ58-657の連結面.キハ40の運転席がかなり高く,側面雨樋や乗務員扉の位置がかなり異なることが分かる.


日豊本線 竜ヶ水 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 前述の1993年8月に発生した水害の復旧記念碑.


日豊本線 竜ヶ水 6001M 2003年1月5日 OlympusCAMEDIA C-360L
 水害復旧記念碑を横目に,国鉄カラーにリバイバルした485系3連の特急「きりしま1号」が運転停車のためゆっくりと入線.側面のJNRマークも取り付けられた.


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