(2008年9月21日作成,2108年1月22日最終更新)
JR線 予讃線(松山〜宇和島)・内子線へ戻る
木造駅舎も残っているが,完全無人駅となっている.相対式ホームの交換可能駅で,下りホームへは構内踏切を横断する必要がある.
松山6:06始発〜八幡浜8:09終着の723Dはキハ185系3100番台2両+キハ32というかなり異色な編成で運転されていた.当日は平日だったが,この列車に学生の乗車はまったくない.つまり,伊予上灘から通学する人は八幡浜方面ではなく,松山方面へと向かうらしい.
特急用気動車のキハ185を普通車仕様とした3100番台の前面表示幕には,この列車の行先である「八幡浜」と,「長浜経由」がカッコ書きで表示されていた.長浜は「伊予長浜」のことだが,地元では北陸本線長浜と勘違いすることは皆無なのであろう,.
キハ185-3110車内.写りが暗いが,シートは向かい合わせのボックスシート状に固定されていた.リクライニングもできないようになっていたが,かなり豪華な普通列車だった.
723Dは伊予上灘で約7分停車.上り普通列車722Dと列車交換となる.722Dは八幡浜始発・松山行きで,キハ47の4両編成で運転されており,高校生らが70人前後は乗っていた.キハ47の手前に少しだけ見える通路が前述の構内踏切通路で,上下それぞれの停車位置の中間に位置している.つまり,上下列車交換時のタブレット扱いの時に駅員が最短距離でタブレットの授受が行える構造となっていた.
朝の伊予上灘駅前.木造駅舎が残るが,完全無人駅になっている.松山駅まで22.7キロの距離にあり,松山市への通勤・通学圏となっている.(2010年1月22日記述)
かつての出札窓口は掲示板で塞がれていた.改札口を入ってすぐのホームが上り(松山方面ゆき)ホーム.(2010年1月22日記述)
下りホームから駅舎を見たところ.線路を横断する通路は構内踏切で,上下ホームはこの通路で行き来する.2003年撮影の同カットと比べると,通路両脇の黄色の警戒色が相当に色褪せたことが分かる.列車が接近した時に鳴る警報機が付いている.(2010年1月22日記述)
松山駅を朝の6:06に発車した宇和島行き普通列車.前面の方向幕は「松山/(長浜経由)」が表示されているが,これはエラーで,本来は「宇和島/(長浜経由)」が表示されていなければいけない. なお,2003年のこのスジの列車(723D,当時は八幡浜行き)はさらに松山方にキハ32を連結した3連だったが,2008年に訪問した際にはキハ185のみの2連になっていた.(2010年1月22日記述)
913Dと交換する松山行きの912Dは,2003年の訪問時(当時は722D)と変わらず,キハ47形4連でやって来た.(2010年1月22日記述)
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