右が改札口.ラッチも残るが,2007年現在,集札は事務室内のガラス窓からのみ行われているものと思われる.なお,現在の出札窓口は改札方向に向いているが,かつてはこの写真の中央から左側の,改札方向と直角に,4〜5箇所はあったものと思われる.
現在も青海(旧青海町,現在の糸魚川市)はデンカの「企業城下町」としての趣を強く残しているが,高度経済成長期には何千人もの従業員を抱える企業で,青海駅での通勤客の乗降数はすさまじい数だったと言う.2009年1月現在もJR貨物による窓口業務が続けられているが,通勤する人のほとんどは自家用車利用であり,朝夕に高校生らの利用が目立つ他,一般客もまばらで広いコンコースや改札を持て余している感が否めない.(2009年1月21日記述)
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