(2008年1月22日作成,2008年12月1日最終更新)
JR線 山陰本線 京都〜園部へ戻る
2007年に取り壊されてしまった旧駅舎.秀逸なデザインで,さすが京都と唸らせる名駅舎だったが,残念ながら消滅してしまった.山陰本線は他に旧二条駅舎も失っており,秀逸な鉄道駅舎を観光にアピールするアイディアはまったくないのだろうか.
レトロな西洋風デザインが随所に見られる駅舎内.木製の長いすは印象的だった.
駅舎のある改札口側が3番線になっている.撮影当時,ここを行き交う普通列車はすべて113系の湘南色で,古風な駅舎と相まって国鉄らしいムードが漂っていたが,国鉄時代は非電化だったため,113系電車はまったく見られなかった.
左の駅舎のある下り本線ホームが「3番線」,中央の列車の写っていない上り・下り退避線ホームが「2番線」,右の上り本線ホームが「1番線」になる.
東京圏で113系と言えば,先頭車同士の連結も貫通幌を使っての「貫通編成」が当たり前だが,西日本管内では電車の先頭車同士が非貫通となることはよく見られる.写真の236Mは4連同士の連結だが,先頭車同士は幌が片側に付いているにもかかわらず非貫通編成となっている.
橋上駅化工事のため,構内配線の変更により駅舎側の3番線ホームが前寄りに広がったが,この工事は一夜にして行われた.
駅舎の建つ3番線に立って京都方を見たところ.3-2番線間にあった中線の敷地を利用してホームの拡幅が行われた.この後,駅舎の取り壊しを行い,オリジナルの3番線ホーム上で工事が進められる.
2-1番線の島式ホーム京都方.ホームが延長されたのは,ホームの福知山方を使用停止としたための措置.
2-1番線から見た駅舎と改札口.地平改札,木造駅舎も撮影後についに消滅した.
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