(2008年3月8日作成,2008年8月30日最終更新)
JR線 山陰本線 益田〜幡生へ戻る
長門二見駅の北側には砕石か何かの積込施設の残骸が残っていた.
上段の踏み板のようなものは通路か,それともここにベルトコンベアでもあったのだろうか.真夏に訪問していたら草ぼうぼうでジャングルのようだったのだろう.
上り線の安全側線よりみた構内.ホームは高い位置にあり,駅舎とは地下道で繋がっていた.山陰本線はこの長門二見と阿川間はかなり内陸側を辿っている.
ホームに建つ待合室の脇にはかつての信号機等を扱ったテコのスペースが残存している.蛍光灯の付いている部分が待合室で,その隣の暗い窓の部分が信号扱いをする職員の詰所,アルミのドアはその詰所からテコのスペースへ直接出入りする扉と思われる.コンクリートで塞がれた床面部分はかつてはメンテナンスができるように鉄板敷きになっていたものと思われる.
テコがあった部分.詰所との扉には「運転室」と書いてある(つまり,詰所ではなく,「運転室」というらしい).テコを扱う職員の目線の先に「確認の励行」の札が見えるようになっている.ここでテコを扱って,旧客の長編成普通列車や雑多な貨物列車,特急「まつかぜ」などの安全を確保していたのだろう.
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