兵庫駅 山陽本線

　改札は1階（地平）．当駅は山陽本線兵庫〜和田岬間・通称和田岬支線（以下，和田岬線）乗り換えで訪れたため，紹介写真は山陽本線兵庫駅というより，「和田岬線兵庫駅」状態であることをお断りしておく．（2015年11月7日記述）

　改札は1階，山陽本線ホームは高架で2階にあり，和田岬線改札とホームはその中間の「中2階」にある．撮影日は日曜日で，撮影時刻の朝7時前には朝一の和田岬線発車まで20分以上あるため，和田岬線専用精算機や改札機は稼働していない．（2015年11月7日記述）

　和田岬線ホームへの途中に「中間改札」のような形態の改札機が並ぶが，これは和田岬駅の改札機に相当する．和田岬線には途中駅はないため，兵庫駅で和田岬線に乗り換える客＝和田岬まで乗る客，逆に和田岬から乗車した旅客は必ず兵庫駅の，この写真の改札機部分を通過するため，要員や機器の集約を兼ねて兵庫駅に和田岬線用改札を設置している．（2015年11月7日記述）

　稼働前の和田岬線自動改札機のため，投入口に「中止」のきっぷ除けが写っているが，和田岬まで有効のきっぷを投入するとこの改札機できっぷは回収され無札の状態になる．それでも，和田岬線内のホームや列車内にいる状態であれば，「この旅客は和田岬まで有効な乗車券類を所持している」ということになる．このように，「途中駅がない支線」の乗換駅ラッチ内を支線の終着駅と同様とする扱いは名古屋鉄道築港線の大江駅などでも見られる．（2015年11月7日記述）

　和田岬線朝一列車の発車20分ほど前になって和田岬線用精算機や自動改札機の電源が投入された．（2015年11月7日記述）

　和田岬線ラッチ内より撮影．予め自動改札対応の乗車券類やICカード乗車券を所持して和田岬から乗車した旅客は自動改札を通り，無札の旅客は右の「自動きっぷうりば」（精算機ではない）で，和田岬発の乗車券を購入し，自動改札を通ることになる．有人改札通路も奥にあり，青春18きっぷ等の利用客は有人改札を通過することになる．なお，和田岬から当駅まで無札で乗車した際に，「和田岬から近江長岡ゆき」乗車券を兵庫駅で購入した際の顛末を別ページで紹介した．（2015年11月7日記述）

　和田岬線の改札を通ると行き止まり線となった和田岬線が現れる．（2015年11月7日記述）

　撮影当日は通常運用の103形6連（網干所R編成）．日曜日で青春18きっぷオフシーズンということもあり，旅客は少なかった．（2015年11月7日記述）

　和田岬線専用の側幕を表示して103系が側扉全開で発車を待つ．（2015年11月7日記述）

　R編成は乗務員訓練運転にも頻繁に使われることから，前面窓には3基のワイパーを備える．撮影当日は日曜日だったが，午前中はこの7:18発の列車しかなく，この列車を逃すと17:15発まで列車がないのだ．（2015年11月7日記述）

　和田岬ゆき先頭車両より前方車窓．左へ曲がる線路が和田岬線，中央に伸びるのが山陽本線鷹取方へ直接繋がる線路で，山陽本線自体は右の一段高い高架上になる．（2015年11月7日記述）

　和田岬始発兵庫ゆき，つまり上り列車の先頭車両から前方車窓を見た写真．まだ午前7:31だが，当日は日曜日のため，午前中の運転はこれで終了．ホームには回送運転？のための職員が歩いているのみ．（2015年11月7日記述）

　乗客全員が降車，この後，回送で鷹取方に一旦戻されたものと思われる（未確認）．（2015年11月7日記述）