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平岩 大糸線

(2008年3月16日作成,2010年9月16日最終更新)

JR線 大糸線(南小谷〜糸魚川)へ戻る


大糸線 平岩 422D(奥)・回送〜425D(手前) 2000年12月31日 NikonFM10 AiNikkor50mmf1.4S RA・フジクロームSensia100

 奥の車両(キハ52-125)は糸魚川始発南小谷行き422D.平岩まで後部に回送車両を繋げ,2番線に入って切り離しを行い,後部(写真手前)の回送は平岩7:13始発糸魚川行き425Dとなる.この回送車両はキハ52-156だった.



大糸線 平岩 2000年12月31日 NikonFM10 AiNikkor50mmf1.4S RA・フジクロームSensia100

 2番線に南小谷行き422Dと糸魚川行き425Dが入っており,隣の1番線(左)に南小谷始発糸魚川行き423D(平岩発6:55)が到着したところ.423Dはキハ52-115だった.2007年現在,平岩駅1番線は設備廃止され,レールも完全に撤去され,平岩での列車交換は不可能となった.また,平岩での編成の分割も定期のダイヤではまったく行われなくなった.



大糸線 平岩 2000年12月30日 Olympus CAMEDIA C-360L

 当時,平岩はJR西日本の直営駅で,駅員の宿直もあった.冬の間も待合室にはストーブが置かれて暖かい環境が整っていたし,青春18きっぷの常備券,いわゆる「あかはる」も売っていた.写真は待合室の発車時刻案内板の余白に貼ってあった18きっぷ発売中を知らせる張り紙.



大糸線 平岩 2002年8月9日 Olympus CAMEDIA C-360L

 終日駅員配置だった平岩だが,この年,2002年3月からついに完全無人駅となってしまった.駅に降りてきてシャッターが降りた窓口を見たときは正直ショックだった.



大糸線 平岩 2003年8月18日 NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 夏の平岩駅正面.「ご自由にお飲み下さい」と書かれた冷たい麦茶のサービスがあった.しかしそれよりも注目は出札窓口がオープンしていることだろう.



大糸線 平岩 2003年8月18日 NikonFM10 AiNikkor50mmF1.4S RA・フジクロームSensia100

 夏季限定で出札窓口が営業していた.JR西日本社員が派遣され,車内補充券端末での乗車券や自由席特急券の販売が行われていた.少なくとも作者が見た平岩駅窓口営業の最後の情景であるが,この後も季節限定で営業していたことがあるのだろうか?



大糸線 平岩 2007年5月31日 NikonCoolpix2500

 駅舎側番線のレールが撤去された.その脇の線路は残され,除雪車両が停まっているのが見える.棒線駅化したわけだが,ここで閉塞区間は区切られているため,平岩折り返しの列車は設定されたままとなっている.

 小滝駅も交換設備を廃したが,小滝は閉塞区間の区切りとはされず,完全な棒線駅化している.これにより,大糸線の非電化部分の閉塞区間は,南小谷〜平岩,平岩〜根知,根知〜糸魚川の3区間のみにまとめられた.(2009年1月21日記述)



大糸線 平岩 418D〜420D 2007年6月28日 NikonCoolpix2500

 早朝6:48,平岩駅に入線する朝一の上り普通列車,418D.平岩では12分停車して7:00の発車だが,列車番号が420Dに変わる.

 12分停車する理由だが,6:48に到着してすぐに発車すると,平岩,北小谷,中土の発車時刻が若干早すぎて,これらの駅から乗車する高校生らに毎朝の負担となるため,平岩で「時間調整」をするらしい.では,12分ほど遅く糸魚川を発車すればいいのか?というと,そういうわかにはいかない事情がある.

 この列車が糸魚川を6:13に発車した20分後の6:33に平岩行き(422D)の列車が続行してくるのだが,閉塞区間が糸魚川〜根知,根知〜平岩しかないため,この418Dが平岩の場内信号機を通過しないことには,後続の422Dが根知から先の閉塞区間に入ることができないのだ.そのため,この418Dが平岩に到着する「6:48」という時刻は,422Dが根知を「発車する時刻」とまったく一致しているのだ.ちなみに,2008年3月15日のダイヤ改正で418Dの糸魚川発車時刻が6:11と2分早くなっている.

 写真だが,ホームには平岩から南小谷行きの「420D」に乗って白馬方面へ通う高校生が一人だけ居た.平岩駅自体は新潟県にあるが,姫川を挟んだ対岸は長野県で,白馬方面へ通う生徒が2007年には少なくとも一人居た.(2009年1月21日記述)



大糸線 平岩 2008年2月25日 NikonCoolpix2500

 雪に覆われた駅舎.(2009年6月27日記述)



大糸線 平岩 2008年2月25日 NikonCoolpix2500

 ホームから見た冬の駅舎.構内踏切通路は写真右側になる.真横に伸びる屋根は駅構内から改札口(駅舎)へ向かう通路.(2009年6月27日記述)



大糸線 平岩 2008年2月25日 NikonCoolpix2500

 小滝,根知駅と異なり,平岩駅構内にはスプリンクラー等の融雪水による消雪施設がない.本線上はラッセル車によって除雪された跡が残っていた.(2009年6月27日記述)



大糸線 平岩 437D 2009年4月30日 NikonD70

 静かな夜の平岩駅に到着した最終糸魚川行き.車両はキハ52-115.(2009年9月4日記述)



大糸線 平岩 422D 2009年5月1日 NikonD70

 朝のやわらかい日差しが徐々に2両のキハ52を照らし出した.6:57,紫煙を吐いて定時に発車する南小谷行きの422D,キハ52-115(左)とキハ52-125の2連.(2009年9月4日記述)



大糸線 平岩 422D 2009年5月1日 NikonD70

 7:01,平岩折り返しの422Dが到着.今度はタラコ色のキハ52-156である.(2009年9月4日記述)



大糸線 平岩 422D 2009年10月14日 NikonD70 AiNikkor24mmF2.8S

 朝の日差しに囲まれた平岩駅に停まる南小谷行き.この時期の午前7時前後では駅ホームにはもう日は差し込んでこなかった.(2009年10月18日記述)



大糸線 平岩 433D 2010年1月10日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2.8S

 雪面に明かりを映して糸魚川への折り返しまで発車を待つキハ52-125.平岩駅発車時刻は17:29.(2010年9月16日記述)



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