早朝6:48,平岩駅に入線する朝一の上り普通列車,418D.平岩では12分停車して7:00の発車だが,列車番号が420Dに変わる.
12分停車する理由だが,6:48に到着してすぐに発車すると,平岩,北小谷,中土の発車時刻が若干早すぎて,これらの駅から乗車する高校生らに毎朝の負担となるため,平岩で「時間調整」をするらしい.では,12分ほど遅く糸魚川を発車すればいいのか?というと,そういうわかにはいかない事情がある.
この列車が糸魚川を6:13に発車した20分後の6:33に平岩行き(422D)の列車が続行してくるのだが,閉塞区間が糸魚川〜根知,根知〜平岩しかないため,この418Dが平岩の場内信号機を通過しないことには,後続の422Dが根知から先の閉塞区間に入ることができないのだ.そのため,この418Dが平岩に到着する「6:48」という時刻は,422Dが根知を「発車する時刻」とまったく一致しているのだ.ちなみに,2008年3月15日のダイヤ改正で418Dの糸魚川発車時刻が6:11と2分早くなっている.
写真だが,ホームには平岩から南小谷行きの「420D」に乗って白馬方面へ通う高校生が一人だけ居た.平岩駅自体は新潟県にあるが,姫川を挟んだ対岸は長野県で,白馬方面へ通う生徒が2007年には少なくとも一人居た.(2009年1月21日記述)
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