TOP更新情報カテゴリ路線別列車別鉄道サウンド切符リンク集岩手県の魅力当サイトについて撮影機材

北小谷 大糸線

(2008年2月13日作成,2009年9月4日最終更新)

JR線 大糸線(南小谷〜糸魚川)へ戻る


大糸線 北小谷 1999年9月17日 NikonFM10 AiNikkor35mmf1.4S フジクローム100

 北小谷はもともと列車交換設備のない棒線駅だったが,JR化後に列車交換設備が完成した.配線は並列に2線を敷設し,どちらの線も双方向からの入場,出場ができる構造だったが,旅客用プラットホームは棒線駅時代からの東側のみだったため,客扱いの列車は必然的に東側の線に入っていた.これでも交換設備が機能していたのは,主に冬季の「シュプール号」運転時に列車の行き違い等をするために設置されたからで,駅に設置はしたものの信号場的な意味合いが強かった.
 1995年7月の姫川大水害の際,西側,つまり姫川寄りの路床がほぼ流失してしまった.1997年11月にやっと大糸線全線が復旧して開通し,北小谷の交換設備は撤去されることなく無事復活したが,2001-2002年シーズンを最後に「シュプール号」の大糸線直通運転がなくなり,交換設備はまったく使われなくなって夏は草が濛々に生い茂っていたが,2006年頃にレールも撤去されてしまった.
 この写真の撮影位置は現在の国道148号線の橋梁部分で,現在ではこのアングルから撮ることはできなくなってしまった.左のコンクリートの土台に現在の148号の橋梁が載っている.写真の車両はキハ52-156.



大糸線 北小谷 1999年9月17日 NikonFM10 AiNikkor85mmf2S フジクローム100

 北小谷ホームに入る上り列車,キハ52-125.左の線路にはホームがないため,旅客の乗降はできない構造になっている.左脇に立っている雪だるま形の白い標識は,シュプール号等の全列車に対する列車停止位置目標で,非常にユニークな形状をしていた.その手前の線路中央に地上子が設置されているのが写っている.この下り線を利用するのはシュプール号の走るほんの僅かな期間くらいで,普段はさびついたレールをさらしていた.



大糸線 北小谷 2000年12月30日 OlympusCAMEDIA C860-L トリミング処理

 前述の西側線路の列車停止位置目標.蝶ネクタイを付けた笑顔のゆきだるまで,シュプールと書いてある.夜間の視認性を高めるため,縁取りは反射帯が付いていた.



大糸線 北小谷 9001D(左)と436D(右) 2000年12月30日 NikonFM10 AiNikkor35mmf1.4S フジクローム100

 左のキハ181系は特急「シュプール白馬アルプス」西明石行き.北小谷の発車は15:51だった.国鉄型ディーゼルエンジン音が響き渡っていた.



大糸線 北小谷 9001D 2000年12月30日 OlympusCAMEDIA C860-L

 シュプール号は列車種別「急行」が多かったが,「シュプール白馬アルプス号」は珍しく「特急」だった.画像がつぶれてわかりにくいが,方向幕には確かに「特急」とある.



大糸線 北小谷 2007年8月17日 NikonCoolpix2500

 完全無人駅だが,木造駅舎は残っている.右の蛍光灯が点いている部分が客用の待合室部分,左の真っ暗な方が旧事務室部分になる.(2009年1月29日記述)



大糸線 北小谷 2007年8月17日 NikonCoolpix2500

 ホーム長は3両分?はあるが,松本方の部分については「立入禁止」として使われなくなった.勝手な予想だが,この「立入禁止」部分の真上に国道148号の新しい橋が出来たため,そこから落雪等の危険が及ぶ可能性が出てきたため,使用停止となったのかもしれない.(2009年1月29日記述)



大糸線 北小谷 2007年8月17日 NikonCoolpix2500

 ホームに立って糸魚川方を見たところ.線路左側のクズに覆われた平地はかつて行き違い用のレールが敷かれていた部分である.(2009年1月29日記述)



大糸線 北小谷 425D 2007年9月30日 NikonD70

 3両編成時の下り列車停車位置.撮影は3両目の後端付近.ドア扱いは前側2両で,3両目は前述の「立入禁止」柵よりも後(松本方)にはみ出して停車となる.(2009年2月1日記述)



大糸線 北小谷 429D 2007年9月30日 NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 北小谷駅を発車した直後の糸魚川行き.当日は大糸線全線開通50周年イベントととして,糸魚川地域鉄道部のキハ52全3両を一度に繋いでの運転が行われていたため,キハ52-156・52-125・52-115の全国鉄色車両が繋がった超弩級の光景が展開した.線路脇のクズが繁茂している部分はかつて交換用のレールが敷いてあったところで,このページのキハ181が停車していたまさにその場所である.(2009年2月1日記述)



大糸線 北小谷 422D 2009年8月18日 NikonD70 AiNikkor50mmF1.4S ISO200設定

 まだ朝日の届かない北小谷駅にやってきた南小谷行きの朝一列車.(2009年9月4日記述)



ページの先頭へ戻る


アビエスリサーチ トップへ戻る

inserted by FC2 system