|
水戸線 羽黒駅発行 1989年5月
|
「○委」表記の補片
平成1年,つまり1989年に購入した水戸線羽黒からの乗車券です.近距離(101km未満)ですが,補片による発券となったのはたまたま930円区間の常備券(当時は硬券だったはずです)を切らしていたためかもしれませんが,憶測の域を出ません.
昭和から平成に変わって半年も経っていない時期のためか,券面の「昭和」の部分に二重取り消し線を引いて「平成」の印が押してあります.また,券面右下に「○委」表記が見えます.「○ム」と同じ効力を持っているものと思われますが,なぜ「○委」となっているのかは分かりかねます.
経由欄は空欄ですが,「宍戸」(あるいは「笠間」?)等の経由を記入すべきと思われます.現在は水戸線内も完全に東京近郊区間に含まれたため,「羽黒〜土浦」であれば(東京近郊区間を外れた経路を指定しない限り,)乗車経路に関係なく最短距離で運賃計算をするルールになっていますが,当時はこの区間の場合,経路指定が必要だったと思われます.(2008年11月25日記述,2013年9月2日加筆修正)
|