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JR東日本管内発行 2011年2月
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JR東日本POS端末発行の首都圏普通グリーン券「東京車掌区」検札印
JR東日本及びJR四国管内の出札窓口に設置されているPOS端末では,2004年10月から改定された首都圏の普通グリーン料金に関するプログラムが未登載の状態です.
これら2社のPOS端末では「平日」や「ホリデー(土休日)」の料金区分による発券に未対応で,旧来の「50キロまで750円」「100キロまで950円」「150キロまで1,620円」・・・という料金プログラムのまま発券されることを確認しています.このことについては当サイトの切符>「マルス券・POS券」ページの「JR東日本のPOS端末発券の(首都圏)普通列車用グリーン券」の項で詳しく記述しましたので,ご参照下さい.
右の画像はJR東日本管内の某簡易委託駅で発券された東京〜熱海(営業キロ104.6キロ)の普通グリーン券です.有効開始日は平日でしたので,本来であれば950円(前掲画像参照)ですが,旧来料金の1,620円で発券されています.このページの前項ではマルス端末で発券された「正規料金」の東京〜熱海間の普通グリーン券への「東京車掌区」検札印をご紹介しましたが,本項はPOS端末券への「東京車掌区」検札印です.
当日は東京駅から「湘南ライナー」(小田原ゆき)に乗車したのですが,新幹線からの乗り換え時間が6分間しかなく,東京駅でライナー券を買う時間の他,ライナー券そのものが売り切れていることも予想されたため,「あらかじめ駅の窓口で」普通グリーン券を購入しておきました.本来であれば950円の普通グリーン券になるものが,670円も高い1,620円のグリーン券が発券された訳です.
「湘南ライナー」は東京駅,品川駅からは乗車できる号車扉数が制限されており,乗車扉のホーム上でライナー券等の検札を行っていました.この普通グリーン券はホーム上で検札印が押されました.当日,グリーン車内に何回か車掌が回ってきたものの,検札はありませんでした.(2010年11月17日記述,2011年3月2日加筆修正)
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