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入場券(軟券)

(2009年11月29日作成,2009年11月29日最終更新)

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飯田線 中部天竜駅発行 2000年頃

JR東海・中部天竜駅(飯田線)入場券

 2009年11月1日まで,中部天竜駅構内には車両展示等を行っていた「佐久間レールパーク」という博物館がありました.「佐久間レールパーク(以下,館と表記)」の開館は土日祝日のみで,冬季(12-2月)は休館となっていました.館そのものが中部天竜駅構内にある関係から,館への入場には入場券を購入するか,中部天竜駅に経由が絡む乗車券を所持している必要がありました.

 中部天竜駅にはマルス端末が導入されていたものの,館への入場者にすみやかに入場券を発売する必要性があったためか,軟券の常備入場券が設備されていました.右の画像はその常備入場券ですが,この券は2000年頃に飯田線の無人駅(どこの駅だったかは忘れてしまいました)に落ちていたものです.雨に濡れてグズグズになっていたものを乾燥させました.券は小児用に売られたためか,小児断線部分で切り落とされています.

 この券には発行日の日付が入っていません.通常の軟券であれば表側左隅に年月日を押印しますが,この券では押印するスペースが狭すぎます.恐らくですが,日付は改札スタンパーで代用していたものと思われますが,この券にはスタンパーは入っていません.また,JRの入場券には発売から2時間までという入場時間制限がかけられており,この券にも発売時刻を入れる欄がありますが,空欄です.

 作者がはじめて館に入ったのは2000年1月ですが,その時は青春18きっぷを所持していたため,入場券は購入していません.その後,2009年11月に閉館するというので,同年9月に行きましたが,すでにこの常備入場券はなく,マルスの入場券を専用台紙に入れたものに代わっていました.2000年の訪問時に記念に1枚,大人の券を買っておけば良かったと後悔したことは言うまでもありません.恐らく,この券はJR東海最後の常備軟券入場券と思われるからです.(2009年11月29日記述)




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