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信越本線 新潟駅発行 2006年1月
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エリア路線図入りとなった「えちごツーデーパス」
2005年頃からマルス発券の「えつごツーデーパス」券面にエリア路線図が入るようになりました.「ワンデーパス」の券面路線図と同様,上越新幹線のエリア区間は二重線で表記され区別されています.
当時の「えちごツーデーパス」の難点の一つは,上越線(在来線)のエリア南端が越後中里だったのに対し,上越新幹線は長岡が南端でした.そのため,例えば村上駅から「えちごツーデーパス」と普通乗車券の組み合わせにより,在来線で東京へゆく場合には越後中里〜東京都区内の往復乗車券を別途購入すれば良いだけで節約が可能でしたが,上越新幹線の場合は長岡〜東京都区内の往復乗車券を別途購入する必要があり,上越新幹線も越後湯沢までがエリアであったならば・・・と悔やまれたものでした.
ところが,2009年に発売された「えちごツーデーパスSP」ではこの願いが通じた?のか,上越新幹線エリア南端が越後湯沢まで拡大されました.村上から東京まで週末に往復するような場合はお得です.
乗車券分で比較すると,以下のようになります(新幹線特急券等は含まず).
「えちごツーデーパス」+「長岡〜東京都区内往復」=2,500+9,240=11,740円
「えちごツーデーパスSP」+「越後湯沢〜東京山手線内往復」=2,500+6,460=8,960円
村上〜東京都区内往復=12,600円
「えちごツーデーパス」利用でも村上〜東京都区内往復であれば860円お得ではありましたが,「えちごツーデーパスSP」では3,640円もお得です.(2011年12月2日記述)
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