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お得なきっぷの買い方ガイド 〜Sきっぷ(新潟地区)

(2011年12月2日作成,2011年12月2日最終更新)

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羽越本線 村上駅発行 2006年10月

Sきっぷ(新潟〜長岡)

 JR東日本新潟地区のSきっぷのうち,新潟〜長岡間のものです.新潟〜長岡間は営業キロ63.3km(運賃1,110円)ですから在来線普通列車等の往復運賃は2,220円です.それに700円を追加するだけで往復ともに新幹線も利用できるという大変にお得なきっぷです.

 長岡は新潟駅方面への通勤・通学圏で,ほぼ平行して走る北陸自動車道利用の高速バスとも熾烈な競争区間となっています.そのため,「トクトクきっぷ」のラインナップを充実させてバスに対抗しています.

 当区間は他に「えちごワンデーパス」「えちごツーデーパス」のエリアにも含まれており,さまざまな節約術を駆使することが可能です.

 同区間を頻繁に移動する場合は「Sきっぷ回数券」(4枚つづり)がお得です.1回(片道)あたりの価格は1,460円で「Sきっぷ(往復タイプ)」と同額ですが,往復で買い求めると,帰りは「研修先の会社の同僚が車に乗せてくれた」「法事に行ったら,帰りは親戚が車に乗せてくれた」といったように,「帰り分は使わずに終わった」といったことが少なくありません.そういった意味では,「トクトクきっぷ」は往復タイプよりも回数券タイプの方が使い勝手はいいです.

 節約術からは逸れますが,券面には「特急(新幹線含む)・急行列車」と表記されています.急行が壊滅状態となった現在ではこのような急行表記も形式的なものが大半ですが,当区間には急行「きたぐに」号が運転されており,実際,Sきっぷで「きたぐに」の自由席に乗車することが可能です.

2009年1月購入

 右画像は新潟地区の高速バス共通カードです.新潟県内の高速バス路線のほか,会津若松〜新潟線も使用可能です.画像の券はもっとも低額の5,000円券(5,600円分使用可)ですが,他に8,000円券(9,100円分),10,000円券(11,700円分),20,000円券(24,000円分) というように,高額券になるとプレミアム(おまけ)が増し,お得度がぐんぐんアップします.

 新潟駅(万代口)〜長岡駅(大手口)間の高速バス運賃は950円(2011年12月現在)です.2万円のバスカードを使うと片道約792円と爆安です.バスカードであれば前述の「帰り券」のような心配は不要ですし,現状,有効期限はありません.新潟県民は病院や役所等のすぐ前に停車するバスを好んで使っています.

 一方,JRの当区間に関しては新幹線というスピードが魅力です.新潟地区の「トクトクきっぷ」からは目が離せません.(2011年12月2日記述)




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