小絹 関東鉄道常総線

　相対式ホーム．写真奥が下館方面になる．小絹は複線区間に位置しており，左の駅舎側が下り線，右が上り線になる．ホーム同士は取手方にある構内踏切で繋がっている．
　作者は当駅にはじめて訪問したこの日は車で訪れて切符を買い，改札口を通ってホームに入ったが，その瞬間に1986年に訪れた筑波鉄道真壁駅と同じオーラを浴びて身震いした．上りホームのサクラや，待合室，広告類などが真壁駅のそれらと距離感や大きさが酷似していたためと思う．かつて「常総筑波鉄道」「関東鉄道」として同じ会社の鉄道だったことが，言葉ではなく，駅施設の醸し出す空気から伝わってきた．

　下り列車用の停止位置目標．ホームではなく，上下線の中間に設置されている．手前から，「2」「3」「4」「5」となっており，編成両数で停止位置が異なる．撮影当時はラッシュ時でも最大4両編成だったが，かつては5両編成もあったらしい．

　朝日を受けて上り取手行きが到着．先頭はキハ3016，後方の2両はキハ0形でキハ004と003．

　取手方にある構内踏切．警報機，遮断機がある．左の信号機は上りの閉塞信号で，なぜか低い位置に設置されている．